藤波8勝目、悲願のタイトルに王手(中日新聞 F1 EXPRESS)

藤波8勝目、悲願のタイトルに王手(中日新聞 F1 EXPRESS)

黒山は悔しい4位〜野崎、渋谷が13、16位 - 第8戦スペインGP
04年トライアル世界選手権(WCT)第8戦スペインGPは24日、北部のスキーリゾート、パハレスで1日制の競技として行われ、藤波貴久(ホンダ)が今シーズン8勝目を上げた。15セクション/2ラップで争われた競技。藤波は1ラップ目こそA・ラガ(ガスガス)やD・ランプキン(モンテッサ)に大きくリードを許したが、2ラップ目は圧倒的な好成績をたたき出して大逆転劇。シリーズ・ポイントを250に伸ばし、3位に終わった2番手のランプキンとの差を24に拡大、悲願の日本人初チャンピオン獲得に王手をかけた。最終戦スイスGP(9月4、5日)の初日にもタイトルを決める可能性がある。
ラガが2位。黒山健一(ベータ)は4位に終わり、2戦連続の表彰台を逃した。野崎史高(スコルパ)は13位。スポット参戦の渋谷勲(ヤマハ)は16位だった。


藤波貴久
1ラップ目は減点5が多く、どうなることかと思ったが、2ラップ目はぶっちぎりの好成績で逆転優勝することができた。最終戦は1ラップ目からぶっちぎりで勝ちたい。