1005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
今、愛し合うとき - 10年ぶりの新作 スティービー・ワンダーさんに聞く「私の神は戦争を考えない」(朝日新聞2005年11月23日(水)朝刊) 新作「タイム・トゥ・ラヴ」は、28枚目のオリジナルアルバム。本来はもっと早い完成が見込まれていたが、親友で大先輩の…
知事、有識者会議を批判 - 女系天皇容認論「歴史観に欠ける」(朝日新聞2005年11月23日(水)朝刊) 小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」がまとめた女系天皇を認める方針について、上田清司知事は22日の定例会見で、「委員に歴史や文化に…
加藤周一「夕陽妄語 − 『孫子』再訪」(朝日新聞2005年11月22日(月)夕刊) その頃(一九三八年)、東京の巷(ちまた)には軍歌があふれていた。そこで石川淳は小説「マルスの歌」を書いて戦争を批判したが、軍国日本の検閲は、「反戦思想を理由としてその本…
<東武運転士>解雇処分を正式決定(Yahoo!ニュース - 毎日新聞) 東武鉄道の30代の運転士が長男(3)を運転室に入れたまま約4分間乗務した問題で同社は15日、運転士を懲戒解雇処分にすると正式に決定した。「解雇は厳し過ぎる」と電話やメール約20…
大江健三郎「伝える言葉 - 「知る」と「わかる」 - 反復し「さとる」足場に」(朝日新聞2005年11月8日(火)朝刊) 宮城の高校の十周年記念の催しに話しに行きました。少子化が進むなかで新設された公立高校ということに関心をひかれたのと、依頼の封筒に、校…
「改正」「最高法規」の項目で最も注目すべき条文は、現憲法九六条の「衆参総議員の三分の二以上の賛成で発議し、国民投票で過半数の賛成を必要」とする憲法改正の議決要件を、自民党の憲法草案では「過半数」へ大幅に緩和したことだ。 自主憲法制定を党是と…
新憲法草案は、首相の権限の強化を打ち出しているのが特徴だ。 現憲法は、六五条で「行政権は、内閣に属する」と記している。これに対し、草案は「行政権は、この憲法に特別の定めのある場合を除き、内閣に属する」と規定。「特別の定め」として、首相に(1…
「現行憲法では網羅できない新しい権利を意欲的に取り入れた」 自民党新憲法起草委員会「国民の権利・義務小委員会」の船田元・委員長は、こう胸を張る。 新憲法草案には、新しい人権に関する項目として(1)個人情報の保護(2)国民の知る権利(3)環境…
テレビから、ジョン・レノンの「イマジン」が流れてきた。見ると、「写真は愛」「写真はメッセージ」「写真は平和」……と語るオノ・ヨーコの声とともに、ジョンとヨーコの昔の写真が次々に映し出されていく(富士フィルム)。動かない写真が、なぜか動いてい…
障碍者の権利後退 - 山本穣司さん 政治家として秘書給与詐取事件という法を犯した経験を持つ私が、憲法を論じることにためらいを覚えます。しかし、約1年2カ月の獄中生活と障害者福祉にかかわる仕事を通じて感じたことを話そうと思います。 栃木県の黒羽刑務…
自前の広範な盾必要 - 福井晴敏さん 「亡国のイージス」では、ちょっと誤解を与えてしまったなっていうところがあるんです。 劇中では、北朝鮮工作員と反乱自衛官に乗っ取られたイージス艦に、追走する自衛艦が沈められちゃう。「我々、自衛隊は先に撃てない…