1005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第40条> 規定ない被害者の権利 何人も、抑留または拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。 裁判で無罪判決が出た場合、身柄を拘束された身体的…

患者惑わすHP追放 厚労省がネット対策(くまにち.コム)

患者惑わすHP追放 厚労省がネット対策(くまにち.コム) 「治療成績」や「患者満足度」を紹介するときは根拠のデータも示すこと−。厚生労働省は15日までに、医療機関がインターネットのホームページ(HP)に載せる内容について初のガイドラインを作成…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第39条> 後出し法律での処罰禁止 何人も、実行の時に適法であつた行為または既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。また、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。 三九条の…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第38条> 自白偏重改まったか 何人も、自己に不利益な供述を強要されない。 強制、拷問もしくは脅迫による自白または不当に長く抑留もしくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。 何人も、自己…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第37条> 裁判迅速化へ整う制度 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与えられ、また、公費で自己…

加藤周一「夕陽妄語 − 60年前東京の夜」(朝日新聞2005年3月24日(木)夕刊)

加藤周一「夕陽妄語 − 60年前東京の夜」(朝日新聞2005年3月24日(木)夕刊) 一九四五年三月一〇日に、米軍のB29はおよそ二時間半にわたって東京を爆撃した。焼夷弾(しょういだん)による波状絨毯(じゅうたん)爆撃。抵抗はほとんどなく、東京の半分は焼きっく…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第36条> 死刑制度『残虐』でない? 公務員による拷問および残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。 この条文で注目したいのは、末尾の「絶対に禁ずる」という部分。「絶対に」という表現が出てくるのは今の憲法の中…

愛川欽也「学童疎開への思い - 憲法尊ぶ座標 一度もぶれず」(朝日新聞2005年3月22日(火)夕刊)

愛川欽也「学童疎開への思い - 憲法尊ぶ座標 一度もぶれず」(朝日新聞2005年3月22日(火)夕刊) 終戦60年を振り返り東京都内で開かれた催しで、タレントの愛川欽也さん(70)が9日、「学童疎開時代への思い」と題し講演した。 東京・巣鴨出身。44年、国民学…

大江健三郎「伝える言葉 - 子供の記憶は正しい - 自由は「理性的な自己決定」」(朝日新聞2005年3月22日(火)朝刊)

大江健三郎「伝える言葉 - 子供の記憶は正しい - 自由は「理性的な自己決定」」(朝日新聞2005年3月22日(火)朝刊) 私が10歳の時、戦争が終わりました。12歳の時、憲法が施行されました。そのころのことを書くたび、本当に覚えているのかと疑いを示されるこ…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第35条> 『表現の自由』と対立も 何人も、その住居、書類および所持品について、侵入、捜索および押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基づいて発せられ、かつ捜索する場所お…

梅原猛「反時代的密語 - 何かが語っている」(朝日新聞2006年3月21日(火)朝刊)

梅原猛「反時代的密語 - 何かが語っている」(朝日新聞2006年3月21日(火)朝刊) 二年間ご愛読いただいた「反時代的密語」も今回で終わりになる。それゆえ私がなぜこの連載エッセーに「反時代的密語」という表題をつけたのかをここで語っておきたい。「反時代…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第34条> 容疑者権利の精神明記 何人も、理由を直ちに告げられ、かつ、直ちに弁護人に依頼する権利を与えられなければ、抑留または拘禁されない。また、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、…

福岡市・佐賀南部で震度6弱 玄界島で10棟倒壊(asahi.com)

福岡市・佐賀南部で震度6弱 玄界島で10棟倒壊(asahi.com) 20日午前10時53分ごろ、福岡県西方沖を震源とする強い地震があり、福岡市や佐賀県南部で震度6弱を観測した。福岡県の筑豊、筑後、佐賀県北部、長崎県壱岐の各地域でも震度5強、福岡県北…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第33条> 逮捕には令状が不可欠 何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、かつ理由となっている犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。 漫画「天才バカボン」に出…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第32条> 『裁判請求権』を保障 何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪われない。 この条以降は、逮捕から裁判、処罰にいたるまでの人権規定が続く。 三二条は、誰でも裁判を受ける権利、裁判を拒否されない…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第31条> 『罪刑法定主義』を規定 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命もしくは自由を奪われ、またはその他の刑罰を科せられない。 治安のよい社会をつくるのは、国の重要な役割。そのために国は犯…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第30条> 納税は義務か、権利か 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。 二六条の教育、二七条の勤労と並び、現憲法の「国民の三大義務」の一つ。三つの中では唯一、旧憲法時代から明記されていた…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第29条> 財産権制限の論議活発に 財産権は、これを侵してはならない。 財産権の内容は、公共の福祉に適合するように、法律でこれを定める。 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができる…

大江健三郎「伝える言葉 - 死者の声を聞こう - 昔の手紙 今もなお切実」(朝日新聞2006年3月14日(火)朝刊)

大江健三郎「伝える言葉 - 死者の声を聞こう - 昔の手紙 今もなお切実」(朝日新聞2006年3月14日(火)朝刊) 私のいまの年齢の渡辺一夫さんからいただいた手紙があります。先生の生前に出た本としては最後の、『世間噺・戦国の公妃−ジャンヌ・ダルプレの生涯…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第28条> 労働者の権利曲がり角 勤労者の団結する権利および団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。 労働者の権利を具体的に書いた条文。短い一文の中に、労働者を守る三つの権利「労働基本権」…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第27条> 勤労の権利厳しい現実 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。 児童は、これを酷使してはならない。 勤労の権利と義…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第26条> 教育は権利であり義務 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさ…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第25条> 危機に直面する『生存権』 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならな…

自民改憲試案:政教分離緩和の方針 一定の宗教活動容認(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

自民改憲試案:政教分離緩和の方針 一定の宗教活動容認(MSN-Mainichi INTERACTIVE) 自民党新憲法起草委員会(委員長・森喜朗前首相)は6日、4月にまとめる新憲法草案の試案で、現行憲法が定める政教分離を緩和し、社会的儀礼や習俗的行事の範囲であれば…

「慰安婦の記述減ってよかった」 政務官が文科相支持(asahi.com)

「慰安婦の記述減ってよかった」 政務官が文科相支持(asahi.com) 文部科学省の下村博文政務官は6日、東京都内で地方議員らを前に講演し、中山文科相の昨年11月の「歴史教科書から従軍慰安婦や強制連行という言葉が減って良かった」との発言を支持する考…

武部自民幹事長:「日本は天皇の国」(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

武部自民幹事長:「日本は天皇の国」(MSN-Mainichi INTERACTIVE) 自民党の武部勤幹事長は5日、北海道稚内市で講演し、自らの好きな言葉としてすべてのものには中心があるという意味の「中心帰一」を挙げたうえで、「日本は天皇の国だ。首座がはっきりして…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第24条> 『家族』めぐる意見多様化 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第23条> 『人間の尊厳』新たな課題 学問の自由は、これを保証する。 音読すると気づくが、この条文は「五・七・五」の俳句になっている。ちなみに、憲法には「五・七・五・七・七」の短歌もある。その条文の回で…

逐条点検 日本国憲法(東京新聞)

暮らしそのもの『国の基本』全103条 <第22条> 職業にも一定の規制 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転および職業選択の自由を有する。 何人も、外国に移住し、または国籍を離脱する自由を侵されない。 この条が定める自由と、二九条が定め…

元院長の医師免許取り消し 富士見産婦人科事件で厚労省(asahi.com)

元院長の医師免許取り消し 富士見産婦人科事件で厚労省(asahi.com) 厚生労働省は2日、25年前に不必要な子宮摘出手術を行うなどの「乱診乱療」で問題となった富士見産婦人科病院(埼玉県所沢市、87年破産)をめぐり、北野千賀子元院長(78)を医師免…