室伏、繰り上げで「金」 アヌシュ、薬物違反で失格(共同通信 - gooニュース)

よくわからない展開ではあった。

(前略)
アヌシュは22日の競技で83メートル19を投げ、室伏の82メートル91を上回り、競技後の検査では陰性だった。だが、同僚の男子円盤投げ優勝者が検査拒否で失格したことなどから尿検体すり替えの疑惑が浮上。アヌシュは潔白を主張しながらも、IOCの求めた再検査を拒否。これが違反に問われた。

「何度も検査に応じてそのたびに陰性だったのに、どうしてまた検査しなくてはならないのか」というのは、何もなければ心情としてわからないではない。
しかし、ルールはルール。
応じなければ失格になることを知っていながらいったい何を主張しようとしたのか。
「検査を強要するなら引退して潔白を証明する」と言っても空しいばかりだ。
引退していったい何を証明できるのか。
唯一確実で簡単な方法は、検査を受けて陰性であることを再び証明することだ。
こんな、子供でもわかるようなことが、なぜできなかったのか。


ウラの事情でもあるのだろうか。
それは一般人の耳には聞こえてこない。


室伏選手はどんな心持ちでいるのだろう。
この金メダルを喜べるのだろうか。


たぶんこんなことを考えるのは、余計なことなのだろうが。