古代魚展

埼玉県営の淡水魚専門「さいたま水族館」で、今日が最終日。


3度ほど来たことがあるのだが、「秋の特別展」のパンフを見て「行きたい」と言っていたので、天気もいいし少し足を伸ばしてみた。
入り口を入ってすぐに植木鉢で仕切りをした一角を使って古代魚の展示をしていた。
古代魚」とはいわゆる「生きた化石」といわれる魚たちで、有名なところでは「シーラカンス」なんかがそうだ。
まるで進化をやめてしまったかのように、数億年をほぼ同じ形態で生き残ってきた。
化石と同じ姿の魚が目の前を泳ぐという、いわば魚界のジュラシック・パーク・・・はおおげさだが、現在生息する魚類がほとんど含まれる「真骨類」や全身が硬い鱗に覆われた「全骨類」、チョウザメが属する「軟質類」、硬骨魚類でも早くに条鰭類と分かれた「肉鰭類」のうちのシーラカンスが属する「総鰭類」、ハイギョが属する「肺魚類」、サメやエイなどが属する「軟骨魚綱」、魚類とはかなり前に分かれたヤツメウナギなどが属する「無顎上綱」などの、魚と説明パネルなどの展示。


生きた化石」としてはシーラカンスの他にもゴキブリなどが有名どころだが、今回改めて、魚(無顎も含めて言っちゃうと)には進化の不思議がたくさんあるな、と再認識。
淡水だけでこれだけあるとすると、海水も含めるとかなりの数があるんじゃないだろうか、とも思う。
小学生ともなると興味のあるところは読んだり質問したりもあり、今まで来た時よりは充実した時間ではなかったかな。


周囲には埼玉県営の「羽生水郷公園」羽生市営の農林公園「キャッセ羽生」がある。
今回、昼食は「キャッセ羽生」のレストラン「マグノリア」で食べたのだが、あまり特筆することはなかったのが残念。