松戸、０５年参戦は絶望（中日新聞 F1 エクスプレス）

突然の契約破棄 - 現役続行へ可能性模索
松戸直樹（０４年ヤマハ）の０５年ロードレース世界選手権（ＷＧＰ）参戦が絶望となった。０４年最終戦バレンシアＧＰ（１０月３１日決勝）終了後、ドイツの「カストロール・ホンダ・キーファー・レーシング」と仮契約を結んで引き続き２５０CCへ参戦する予定だったが、１２月になってチーム側から一方的に破棄を通告されたもの。
（中略）
当初２台のエントリーを予定していたが、ＩＲＴＡから１台の参加しか認められなかったため、地元のドイツ人でスポンサーを持ち込むハイドルフを選択したのでは、と言われている。
（中略）
▽松戸直樹
２週間前にチームから、来年の契約はできないと通告された。あまりに突然のことでビックリした。それから１週間、チームといろいろと交渉したが、埒があかなかった。仮契約も結んで、何も問題はなかったはずなのに……。（その時は）言葉もなかった。チームからは契約破棄の説明はなかった。（現時点で）来年に向けてほとんどのチームの体制が決まっている。もうＷＧＰで新しいチームを探すのは不可能。スーパーバイクでも全日本でも、とにかく走れる可能性を模索したい。

これは、あんまりなんでもひどすぎる。
IRTAがチームに対し１台の参加しか認めなかったためワリを食ったカタチなのだが、これはチームにはもちろんだが、IRTAにも責任があるんじゃないか。
仮契約を済ませておきながらの一方的な破棄はとんでもない痛手だろう。
去年の宇井選手といい、日本人選手が甘く見られているのか、それともこの世界の常とやらでどうしようもないことなのか。


どちらにせよ、是正が必要だろうと思う。