いくつかの事柄について

性犯罪者の所在情報開示に関していろいろなところで論じられているわけだけれども、さて、更正なり矯正なりの実効だとか是非だとかについて論じているところが少ないように思う。刑務所とは何か、今のあり方はどうか。日本の刑罰についての理念は何だったか。そこのところが抜け落ちていたら、結局監視社会の是非に行き着くしかないんだろうと思うのだが。法というのは何のためにあるか、日本が法治国家なのはどんな理念に基づいているのか、この点についても、自分自身の問題と捉えるところから始まらないと、専門知識のない一般市民が自分自身をがんじがらめに監視し管理する社会への道を知らないうちに選んでしまう危険に陥るのことになるんじゃないだろうか。もう一度よく考えてみよう。
それから、NHKの政治介入問題。昨今の不正経理問題と同根の、視聴料をどのように使ったかということだろう。だから国会が予算を承認するだとかについても考えなければならないだろうし、だからこその政治不介入の担保がどこにあるかの検証なんかないだろうか。


取り敢えずメモ。