宮城沖震度6弱

ドーン猛烈な横揺れ…天井の建材、プール客直撃(Yahoo!ニュース - 読売新聞)


今度は宮城沖だ。北は北海道から西は淡路島・四国まで広範囲に揺れたらしい。これに先立って今日の深夜・未明から岩手沖、日高、福島沖と揺れていたもよう。次は関東で、との思いを新たにする。被害にあった方々の一日も早いご回復をお祈りします。
今のところ大きな被害はプールでの天井ハガレと加須の民家崩壊くらいのようだが、震度5クラスの余震も注意が必要とのことだし、季節柄大雨が降ることもあるだろうし、これ以上大きな被害が出ないよう祈る。
天井ハガレはNHKで「一部の天井がはがれた」と報道されていたけれど、見る限り「一部を残してほとんどすべてがはがれた」状態だ。アレでよく命に関わる事態にならなかったものだ。最初に一部が落下して、そのあと続いて落下してきたために逃げる時間が稼げたのか、250人を超す客の被害が1割に満たなかったのはよかった。妻などは「手抜き工事だったに違いない」と言っていたけれど、確かに3〜40年に1度は大きな地震が来るという前提があるならば、こんなに簡単にはがれ落ちてくるような構造を選んだ時点で「手抜き」と指弾されてもしかたがないかも知れない。
地震予知連とやらは(あるいはそれを管理しているどこやらは)どの位の予算を得てどんな結果を出しているのか。ハザードマップは確かに整備されつつあるところもあるだろうが、何10年単位での想定なんて出されてもどんな役に立つというのか。いつまでも「無用の混乱を避けるため」とか「予知は実質不可能」とか言ってる場合じゃないと思うんだが。