エビ、増える

以前増えたと思ったのはどうも間違いだったようで、捕まえて簡易顕微鏡で見てみるとダニのようなモノだった。解像度や明るさが足りなかったし、いろいろと調べてはみたもののはっきりとはわからなかった。
それが、今度のは正真正銘の「稚エビ」である。なんたってエビのカタチをしているんだから間違いなかろう。
ヤマトヌマエビなどのゾエア幼生期のあるものは汽水環境が必要だそうで、淡水での繁殖も例があるようだけれど、家庭での飼育ではほとんど繁殖例がないもよう。ミナミヌマエビなどゾエア幼生期のないものは卵からいきなり稚エビとして孵化するので汽水環境がいらないらしい。勤務先で聞いても何エビかわからなかったのだが、どうもそんなあたりなのだろう。
取り敢えず親エビとは隔離して水草を大量に入れたガラス容器にて飼育中。親は3匹いるが、どれか1匹は頻繁に抱卵している。メス・メス・オスなのか、メス・オス・オスなのかわからないけれど、確実に両生が揃っている、ということではあるだろう。