第1戦 スペインGP/ヘレスサーキット 決勝

125cc ウォームアップ
ドライ、気温13゜C、路面温度11゜C、湿度39%

  1. アルヴァロ・バウティスタ
  2. ルーカス・ペセック
  3. ガボール・タルマクシ

小山知良選手は20位。


125cc スターティンググリッド

  1. マッティア・パシーニ
  2. アルヴァロ・バウティスタ
  3. ルーカス・ペセック

小山知良選手は15位。


125cc 決勝
ドライ、気温16゜C、路面温度20゜C、湿度31%

  1. アルヴァロ・バウティスタ
  2. ルーカス・ペセック
  3. マッティア・パシーニ

小山知良選手は12位。


ケガをおして出場した小山選手は根性の4ポイント獲得。


250cc ウォームアップ
ドライ、気温14゜C、路面温度45゜C、湿度14%

  1. エクトール・バルベラ
  2. ホルヘ・ロレンツォ
  3. アンドレア・ドヴィジオーゾ

高橋裕紀選手は4位(!)、青山博一選手は10位、青山周平選手は11位、関口太郎選手は走行キャンセル。


250cc スターティンググリッド

  1. ホルヘ・ロレンツォ
  2. 高橋裕紀(!)
  3. エクトール・バルベラ

青山博一選手は4位(!)、青山周平選手は7位、関口太郎選手は欠場。


250cc 決勝
ドライ、気温20゜C、路面温度30゜C、湿度23%

  1. ホルヘ・ロレンツォ
  2. アレックス・デ・アンジェリス
  3. アンドレア・ドヴィジオーゾ

高橋裕紀選手は4位、青山博一選手は6位、青山周平選手は転倒リタイア、関口太郎選手は欠場。


中盤から独走を始めたロレンツォと5秒後方のデ・アンジェリスのさらに4秒後方で、最終盤のドヴィジオーゾ、高橋選手、バルベラの熱血バトルは見物だった。グリッドでは分の悪かったドヴィジオーゾだが、結局は好調のチームメイトを交わしての表彰台獲得、大したものだ。高橋選手もラストまで冷静に展開を組み立てられるようにならないと、表彰台に昇るのはまだ難しそうだ。
そしてさらに13秒後方に青山博一選手が付けているのは立派。弟の周平選手はいい勉強をした、というところだろうか。


MotpGP ウォームアップ
ドライ、気温17゜C、路面温度18゜C、湿度56%

  1. セテ・ジベルナウ
  2. ダニエル・ペドロサ
  3. ロリス・カピロッシ

玉田誠選手は11位、中野真矢選手は12位、ロッシは6位。


MotpGP スターティンググリッド

  1. ロリス・カピロッシ
  2. セテ・ジベルナウ
  3. 中野真矢(!)

玉田誠選手は16位、ロッシは9位。


MotpGP 決勝
ドライ、気温22゜C、路面温度33゜C、湿度16%

  1. ロリス・カピロッシ
  2. ダニエル・ペドロサ
  3. ニッキー・ヘイデン

中野真矢選手は7位、玉田誠選手は10位、ロッシは14位。


3列目グリッドからスタートしたロッシはスタートダッシュに成功して順調に上位陣に食い込む位置取りだったがエリアスが追突、1周を回らず転倒しリタイヤかと思われたが、レバーが折れたマシンでレースに復帰、執念の2ポイントをゲット。この2ポイントがチャンピオンシップにどう影響するかはシーズンが終わってみないとわからないけれど、非常に大事なポイントであることはロッシ自身が一番よく知っていることだろう。この転倒で珍しく激高したロッシに、レース終了後のクールダウンラップでエリアスが駆け寄り平謝りするシーンもハイライトの一つとなった。
予選での転倒といい、今までのロッシならまずこんな状況に巻き込まれなかったのではなかったか。*1今年はもしかしたら「ロッシの年ではない」のかもしれない。そんなことを予感させる1戦だったように思う。
それにしてもMotoGPにステップアップして初戦で、あわや優勝かと思わせる勢いで2位に付けたペドロサは強い。ライディングも非常にスムースで、先を行くカピロッシとの対比は非常に興味深かった。今後どこまで伸びるのか、末恐ろしくもある。結局、テストでの調子が今ひとつはっきりしなかったホンダ勢にあって、2台のワークスマシンが表彰台に立ったことになる。ヤマハは一桁台に届かなかった。
セテは結局はやばやとリタイヤしてしまったし、今年もチャンスをモノにできない星回りなのだろうか。中野もせっかくのフロントローを生かし切れず7位。

*1:実はそうでもなくて、セテとの確執が表立ってからは何度か手痛い転倒を喫した。それでも圧倒的なアドバンテージを保ってシリーズチャンピオンとなるところに強さがあったわけだ。