さいたま子ども健康フォーラム

「小児の頭痛について」という講演があると少し前の新聞に載っていたので問い合わせてみたところ、まだ席があるとのことだったので申し込んであった。今日は雨が降る予報だったのに午前中からピーカンでもったいない気もするけれど、めったにない機会でもあるし、聴いてみることにした。
会場に入ってみると、定員100人とのことだったが4〜50人くらい、8割は女性で恐らくはお母さん方がほとんどだろうと思われる。男性でお父さんらしいのは2〜3人、赤ちゃんも含めた子どもも2〜3人。
このフォーラムは今回で7回目で平成12年から開催されている。冒頭に司会の医師から挨拶があった。現在は個人でもインターネットなどを通じて多くの情報を得ることができるけれど、それを個人が自分の知識で整理するのにはかなり難しいことなので、そうした状況を支援するために、専門家の立場からお手伝いしていきたい、とのこと。
内容は、現役の医師が外来など臨床の経験も織り交ぜながら小児の頭痛について解説するというもので、「頭痛は症状ではなく(治療が可能な、治療すべき)病気である」とか頭痛学会での分類や今後の展望なども含め、周期性嘔吐症と偏頭痛の関連なども解説があり、非常に有意義なものだった。ただ、時間が1時間程度と限られていることもあってスライドはどんどん進んでしまいメモするのも難しく、願わくば資料は配付してほしいものだ。
帰りは駅に着く直前にもの凄い風雨となり、ホームに上がることもできないほどだった。
そうそう、講演中に地震があった。震度1か2くらいかな?