迷惑な煙

季節柄、最近は窓を開けることが多いけれど、以前にも増して慌てて窓を閉めることが多い。マンションの喫煙人口が増えたのだろうか、それこそひっきりなしに開けたり閉めたりしなくてはならず、休むヒマもないほどだ。
管理組合の理事会に改善を望む旨を文書で伝えたが、どの程度骨を折ってくれるかはわからない。理事長さんは「うちでも困ってるんですよ」と言っていたのである程度は期待しているが、難しい問題ではあるだろう。
蒸し暑い夜に気持ちのいい風を部屋に導いていると、突然、しかもいやおうなしにやって来る不快。いったん部屋に入り込んでしまった煙はなかなかなくならない。吸っている本人は家族に配慮しているつもりだろうが、その実、他の多くの人に多大な迷惑を掛けていることには思い至らないものだろうか。それともそうしたことは十分認識していながら、「オレ/ワタシだってベランダに追いやられて、これ以上何をガマンしろっての」と開き直っちゃうんだろうか。
路上での歩きたばこを禁止する自治体も増えて来たようだし、マンションだけでなく住宅街などにも「喫煙は迷惑」がどんどん定着していくといい。