久しぶりの遠出

いろいろあって一日たっぷり時間を使ってどこかに出かけるということからずいぶん遠ざかっていたけれど、天気もそれほど悪くないし、久しぶりに車で遠出をした。今日行ったのは「佐野市こどもの国」「赤見温泉フィッシングフラワーパーク」
紅葉の季節なので東北自動車道の混雑が心配だったけどそれほどでもなく、1時間そこそこで佐野に到着した。「佐野市こどもの国」は芝生の斜面を利用した公園と児童館を組み合わせた施設。公園には「米国製マーキュリー・レッドストーンロケット」の展望台と探査船を模した遊具や池に据え置きされた漁船などがある。ロケットは本物らしいが、残念ながら中には入れない。夜はライトアップされるらしい。
その他に「総合こどもセンター」とか「こどもの森の工作教室」があり、センターの方では森の様子の展示室やらインターネットコーナー、鉄道の運転シミュレーターなどが置いてあり、講演やイベント、映画の上映なども行われるようだ。入園・入館ともに無料。
ひとしきり遊んだあと斜面の一番上のベンチで公園や街を見渡しながら昼食にしたけれど、秋の風も爽やかで、とても気持ちがよかった。昼食は売店で買ったおにぎりと焼きそばで、おにぎりはまずまずおいしかったが、焼きそばは…安いからこんなモノかしら。
昼食後にしゃぼん玉をして遊んだ。みんなやっぱり元気で笑顔が一番だなぁ。
「赤見温泉フィッシングフラワーパーク」は、娘が生まれてから初めて家族で泊まった「ホテル一乃館」の隣にある施設で、「ヤシオマス」の釣り堀がある。「ホテル一乃館」に泊まったときにはブラブラと散策しただけだけれど、ウチの近くに最近できた金魚の釣り堀を見て「釣りがしたい」と言っていたので、今日は釣りをしにやってきたのだ。400円で竿を1本借りての釣りは入れ食いで針を落とした途端に釣れてしまうけれど、娘は十分楽しめたようだ。
釣った「ヤシオマス」は400円払えばその場で炭火の塩焼きにしてもらえる。持って帰る場合は250円で腹ワタを取ってもらう。5匹釣れたので、2匹を塩焼きに、3匹を持って帰ることにした。焼いたマスはワイルドな味がした。持ち帰った分はウチでウロコをていねいに取り、白菜やキノコを添えて酒と塩、バターでホイル焼きに。こちらはさっぱりと上品な味わいだった。
釣りのあと、「ホテル一乃館」内のコーヒーショップでコーヒーを飲む。日帰り入浴とケーキやフルーツとドリンクのセットがあったけれど、給料日前でもあるし、ガマンして次回の楽しみということにした。
すぐ近くに名水百選に指定された「出流原弁天池」と「磯山辨財天」がある。弁天池の透明な水は一見の価値あり。
たまにでもこうして家族仲よく遊べるというのは本当に幸せだ。こんなささやかな楽しみができないような事態にならないよう、心から祈りたい。