世界史より日本史

もうすでにいくつものエントリーがあるのだろうけれど。
やってたところは今までもずっとやってただろうに、安倍政権になって突然にこれだけわき上がるように発覚するというのはどうにもやはり解せない。
校長にとって合格率が履修をごまかしてまで手にそめてしまうほど魅力のあるものなのかどうなのかも理由も含めてよくわからないし、これはやっぱりアレだ、世界史なんかやめて日本史を、文化と伝統を、ってんではないのだろうか、と。


追記:くだらないことを書いてしまったついでに、ふと考えるとこれは例の「耐振偽装」ってやつと構造が似てはいまいか。
いじめの問題にしてもそうだが、文科省は「ヤレと指導している、どうヤったか報告しろと言っている、報告にはちゃんとヤったと書いてある、だからオイラは悪くない」ということだろう。最初は現場での「信義」の問題だと思ったんだがね、でも校長だけでなく教師も教育委員会ももちろん文科省も絡んでるわけで、挙げ句の果てに「受験の実態に合わない」の「生徒のニーズに応えた」のなんて言われた日にゃ生徒じゃなくったってキレちゃうだろうな。
普通、詐欺にあったら被害者は賠償して貰えるもんだよ。保険金未払いの時もそうだったろう。人に迷惑を掛けたら迷惑を掛けたものが責任を取る。
それが「美しい国」とやらの在り方ではないのか?