第1戦 カタールGP/ロサイリサーキット 決勝結果
G+の当日放送分を録画しておいたのを見たのだが、MotpGPは「国際映像でお楽しみください」とか言っちゃって日本語放棄してるみたいだし、各クラスのインタビューの同時通訳があまりにもヒドイとか日本人選手のインタビューがないとか、モロモロの不満が爆発したので、VTR版を録画して見直した。
125cc スターティンググリッド
- ガボール・タルマクシ
- エクトール・ファウベル
- マッティア・パッシーニ
小山知良選手は7位。
125cc 決勝
ドライ、気温28゜C、路面温度45゜C、湿度18%
- エクトール・ファウベル
- ガボール・タルマクシ
- ルーカス・ペセック
小山知良選手は6位。
タルマクシとファウベルの一騎打ちは見ものだった。スタートで出遅れたタルマクシのタイヤが序盤の追い上げのため最終盤まで保たず、ファウベルを最後まで攻めきれなかったのが残念。
KTM移籍初戦となった小山選手は直線の伸びが素晴らしかったが、残念ながら6位。ただ、去年までのように後半ズルズルと後退することはなく、小山選手も手応えを感じたようだ。インテリマーク「KTM125cc、新型キャブレターはまだ調整が不足だった」によれば新型キャブの調整不足とのことなので、次戦にはしっかりと対応してますますの活躍を期待したい。
250cc スターティンググリッド
- ホルヘ・ロレンツォ
- エクトール・バルベラ
- アレックス・デ・アンジェリス
青山博一選手は6位、高橋裕紀選手は9位、青山周平選手は13位、関口太郎選手は25位。
250cc 決勝
ドライ、気温28゜C、路面温度47゜C、湿度16%
- ホルヘ・ロレンツォ
- アレックス・デ・アンジェリス
- エクトール・バルベラ
高橋裕紀選手は7位、青山周平選手は10位、青山博一選手はなんと3周目に転倒リタイヤ、関口太郎選手は11周目にマシントラブルでリタイヤ。
今年もロレンツォが強そうだ。
青山選手は転倒により右小指に裂傷を負っており、靱帯接合などの手術は成功したが、皮膚や靱帯の再生に時間が掛かるとのことで、残念ながら次戦ヘレスは欠場するもようだ。
去年まで全日本に参戦していたタイのラタパー・ウィライロー選手は22番手からスタート、14位に入って見事2ポイントゲット。
MotpGP スターティンググリッド
中野真矢選手は11位、玉田誠選手は19位。
MotpGP 決勝
ドライ、気温29゜C、路面温度45゜C、湿度11%
中野真矢選手は10位、玉田誠選手は16位。
ホールショットは珍しくロッシがとったが、ストーナーの直線が凄まじく早く、コントロールラインではストーナーが前で通過することになり、ラップチャート上はロッシは1周たりともストーナーの前に出ることができなかった。
800ccのレギュレーションでタンク容量が22lから21lに減量されたこともあり、他のメーカーが軒並み最高回転数を下げる対応をする中、ドゥカティは回転数を下げることなく燃費向上を実現したようで、ヤマハとのトップスピードは15km/hほども違うようだ。ロッシがいかにインフィールドでつつき回し最終コーナーでは前にいても、遠いコントロールラインまでにはスリップストリームさえ使っていないんじゃないかと思われるくらいアッサリと抜かれてしまう。
今後の展開に注目だ。