第6戦 イタリアGP/ムジェロサーキット 決勝結果

125cc 決勝
ドライ、気温21゜C、路面温度24゜C、湿度25%

  1. エクトール・ファウベル
  2. セルジオ・ガデア
  3. シモーネ・コルシ

小山知良選手は5位。


250cc 決勝
ドライ、気温23゜C、路面温度27゜C、湿度22%

  1. アルヴァロ・バウティスタ
  2. アレックス・デ・アンジェリス
  3. エクトール・バルベラ

青山周平選手は6位、高橋裕紀選手は11位、関口太郎選手は15位、終盤まで第2集団でバトルをしていた青山博一選手はエンジントラブルのため後退、最終的には21位となった。ラタパー・ウィライロー選手は1周目にリタイヤ。
20番グリッドから怒濤の追い上げを開始したロレンツォが2周目カリオに追突、カリオのマシンはチャンバーを壊されやむなくリタイヤとなった。1周目にカリオのインに飛び込んだロレンツォは、結果的にアウトから被さってしまったカリオのマシンと接触しており、この記憶があったのかもしれない。最終ラップには今度はインを守るバウティスタにコースから押し出されるような形で転倒、「これもレース」と言い放つバウティスタにかなりお冠だったようすのロレンツォだが、自分がしたことへの反省はなかったようだ。振り返ればホンダ時代には相当迷惑なヤツで、FIMからも「危険」とのレッテルを貼られ出場停止のペナルティを食らった前歴もある。
バウティスタも決して誉められたものではない。今回のレースだけでなく、前回、前々回とロレンツォ、ドヴィジオーゾと絡んだ接触はかなり危険とも言え、125cc時代に勝ち取った「クリーン」との賞賛は破り捨ててしまったようだ。
ここ数戦、ホントに後味の悪いレースが続く。


MotpGP 決勝
ドライ、気温24゜C、路面温度29゜C、湿度20%

  1. ヴァレンティーノ・ロッシ
  2. ダニ・ペドロサ
  3. アレックス・バロス

中野真矢選手は13位、玉田誠選手は15位。
ロッシはスタートに失敗して8位に後退、ホールショットはストーナーが取った。その後カピロッシとのドゥカティ勢ワンツー体制を組むものの長くは続かない。9周目にロッシがトップに立ち2位に上がってきたペドロサとトップ争いをするものの、これも間もなく終息して、ロッシがトップを死守。終盤にスパートをかけたロッシにペドロサが追いつけず、ロッシは久しぶりの独走勝利。強いときのロッシは本当に強い、という印象を新たにした。ストーナーは4位となって表彰台にも立てなかった。