第14戦 ポルトガルGP/エストリルサーキット 決勝結果

125cc、250ccは第13戦。


125cc 決勝
ドライ、気温27゜C、路面温度30゜C、湿度42%

  1. エクトール・ファウベル
  2. ガボール・タルマクシ
  3. ポール・エスパルガロ

小山知良選手は7位。


最終ラップまで激しいバトルの末ファウベルに優勝をさらわれたとはいえ、タルマクシはランキングトップを守った。


250cc 決勝
ドライ、気温26゜C、路面温度36゜C、湿度55%

  1. アルヴァロ・バウティスタ
  2. アンドレア・ドヴィジオーゾ
  3. ホルヘ・ロレンツォ

青山博一選手は24周目、青山周平選手は19周目にマシントラブルでリタイヤ、高橋裕紀選手は3周目にマシントラブルで転倒リタイヤ。ラタパー・ウィライロー選手は25周目に転倒リタイヤ。
やる気がないのか調子が出ないのかダラダラ走るロレンツォを苦労して引き離してトップを走っていたドヴィジオーゾに、スタート直後は12位まで後退したバウティスタが怒濤の勢いで追いつき、圧倒的な直線の速さで抜いて優勝をかっさらった。
なお、ロレンツォの予選中に故意に他の選手に接触するという暴挙に対し、FIMが5000USドルという罰金を科したそうだ。以前からロレンツォの傍若無人な振る舞いには目に余るものがあったけれど、出場停止を食らっても止まないものが罰金だけで済むとは何をか況やだ。
来期はMotoGPにステップアップするようだけれど、危険なライダーが他の選手の迷惑になるのは見たくないものだ。


J.ロレンソに非紳士的行為に対して罰金(motogp.com 2007年9月16日(日))


MotpGP 決勝
ドライ、気温28゜C、路面温度34゜C、湿度42%

  1. ヴァレンティーノ・ロッシ
  2. ダニ・ペドロサ
  3. ケーシー・ストーナー

中野真矢選手は11位、玉田誠選手は8位につけていたけれど、24周目に転倒リタイヤ。
序盤はストーナーにトップを走らせていたけれど、6周目にトップに立ったペドロサと最後までトップ争いを繰り広げたロッシは、ここ数戦遠ざかっていた表彰台に、優勝というカタチで復帰した。
ウイニングラップではいつになく観衆へのアピールがうれしそうで、微笑ましかった。これでストーナーとのポイント差は76。