萩尾望都「バルバラ異界」(2)(3)(4)読了
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うーん。こないだは「萩尾望都は実に構成がうまい。思いつきで描かない、行き当たりばったりで展開しない」と書いたのだが、後半のバタバタぶりはどうだろうか。結局何も解決していないように感じた。
だって、ジェノサイドの唐突ぶりだとか、それとキリヤとタカの入れ替わりについての時夫の狼狽だとか、青博士の心臓とか… まとまりのなさばかりが印象に残ってしまって、サッパリしなかった。
萩尾望都ならば、もっと丁寧に描けたのではないだろうか。それがもったいないと感じた。でも実は、萩尾望都ならばこそこの展開だったのだろうか。当を得ていないことを承知で、例えば、これを水樹和歌子が描いたらどうだったろうか、などと思ってしまう。
面白かっただけに、残念な気持ち。