「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」

特撮博物館の東京タワー

東京都立現代美術館で開催中の「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」に行ってきた。この間埼玉県立近代美術館の企画展「ウルトラマン・アート!」(期間終了)を観てきたが、こちらはTV局とタイアップしていることもあってか、展示品がキレイ。
で、とにかくものすごい人出だった。チケットは現地で買うには30分以上並ぶこと必至なので、コンビニなどで事前に手に入れたほうがいい。
ウルトラマン・アート!」の人出がこれほどでもなかったことからすれば、「特撮」というキーワードだけでは弱いのではないか、やはり「庵野」とか「エヴァ」とか「巨神兵」とかがなければ人は集まらないように感じた。ま、東京と埼玉という違いも大きいのだろうが。
個人的にはウルトラシリーズは「帰ってきた〜」まで、怪獣映画は「南海の大決闘」までと、それ以降はどちらかというと「日本の特撮ダメじゃん」派だったので、展示についても内容を知らないためにあまり興味を惹かれなかったものが多かった。
短編映画の巨神兵の造形や操演、ミニチュアセットと特撮では改めて感心したところもあったのだけれど、犬や人間の扱いなど、結局お遊びが見えてしまったのは本当に残念。