常任理事国入りに意欲表明 首相、国連演説で初めて(共同通信 - gooニュース)

常任理事国入りに意欲表明 首相、国連演説で初めて(共同通信 - gooニュース)

小泉純一郎首相は24日夜、9月の国連総会の一般演説について「日本としても国際社会で大きな発言権を得ていくのがいいことではないか。そういう立場を表明することを検討している」と述べ、安保理常任理事国入りを目指す意欲を初めて表明する方針を明らかにした。官邸で記者団の質問に答えた。
これまで首相は常任理事国入りに慎重な姿勢を貫き、2002年の国連総会演説でも明確に言及していなかった。だが、国連で常任理事国の拡大が議題になっている現状に触れ「国連を改革するのであれば、日本の意見を国際社会に十分に反映できる体制をつくることが必要だ」と転換した。
常任理事国入りに関し、首相は「P5(現在の常任理事国5カ国)はすべて核兵器を持っており、国際紛争が起きた場合に海外で戦闘行為ができる国だ」と指摘した。