県警　子ども狙った不審者　ＨＰに情報（asahi.com）

◇発生場所や特徴、市町村ごとに
全国で子どもが被害に遭う犯罪が相次いでいることを受け、県警は１２日、子どもを狙った不審者情報をインターネットの県警のホームページ（ＨＰ）に掲載することを始めた。県警は署単位では学校や防犯組織などと不審者情報の共有を図ってきたが、ＨＰでの掲載で広く一般市民にも注意を促したい考えだ。
不審者情報のページには県警ＨＰの「子どもを狙った不審者情報」から入ることができる。
地図か一覧で市町村をクリックすると、市町村ごとに発生時間帯や場所、不審者の特徴、被害に遭った状況、事案概要などが表にまとめられている。
県警によると、１３歳未満の子どもを狙った声かけ、わいせつ、つきまとい事案などが対象で、１２日には、１０月にあった４０件を掲載した。近く１１月分も載せる予定で、今後は１カ月ごとに更新し、過去３カ月分の情報が見られるようにするという。
県警の橋本豊・犯罪情報官は「住民でパトロール活動をしている方から保護者まで、いろいろな方に見てもらって、地域で子どもを守るための参考にしてもらえれば」と話している。
県警ＨＰのアドレスは、http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/