関口太郎選手重症

関口太郎、転倒で病院に収容(motogp.com 2007年8月19日(日))

関口太郎は、第12戦チェコGPのウォームアップ走行中に転倒。精密検査を受けるために、近郊の病院に運ばれた。
マルコ・シモンセリの転倒により、砂埃で視界が遮られた関口、コース上に横転したバイクを避けることができずに接触。路面に強く叩きつけられたことから、赤旗中断となり、サーキット内の病院に収容された。身体を強打し、呼吸が困難なことから、ブルノ市内の病院にヘリコプターで運ばれ、検査を受けることとなった。



関口選手が転倒、ヘリコプターで病院へ(MotoGP 速報ニュースサイト インテリマーク 2007年8月19日(日))

カンペテーラ・レーシングの関口太郎選手が、チェコGP決勝当日の午前のウォーム・アップセッション中に他のライダーの転倒に巻き込まれ、ブルノ近くの病院にヘリコプターで搬送された。
本日8月19日の午後に決勝レースを控えたチェコGP250ccクラスのウォーム・アップ・セッションにおいて、セッション残り2分の時点に4コーナーからストレートにかけて立ち上がり加速中だったジレラのマルコ・シモンチェリがコース左脇にはみ出して転倒、砂の上を滑走したシモン・チェリの影響でコース上に砂煙が巻き上がった。
シモンチェリの背後を走行していた何人かのライダーは、コース脇を滑るシモンチェリのマシンを避けて難を逃れたが、数秒の時間をおいてストレートに進入してきたカンペテーラ・レーシングの関口太郎選手は、再びコース中央に戻ってきたシモンチェリのマシンが煙幕となった砂によりよく見えておらず、彼が気がついた時には前方に転がるマシンを避ける事ができない距離まで接近、高速走行のままシモンチェリのマシンに乗り上げて空中に高く打ち出される形となった。
マシンと共に宙で回転してから激しくアスファルトに叩きつけられた関口選手は意識を失ったが、ヘリコプターでブルノ近くの病院に搬送された時には意識を回復している。MotoGP公式によれば関口選手は上半身を強打しており、肺のダメージなどが心配される事から搬送先の病院で検査を受けているが、特に命に別状はないとの事だ。
この事故の影響によりコース上にはガソリンが溢れセッションは赤旗中断となり、清掃作業が45分間行わた事から、小排気量クラスの午後のレースの開始時刻はそれぞれ10分遅れる模様だ。MotoGPクラスは予定通り日本時間の21時より開始される。



関口選手の怪我の続報(MotoGP 速報ニュースサイト インテリマーク 2007年8月19日(日))

チェコGP決勝日の午前中のウォームアップ・セッションで他のライダーの転倒に巻き込まれて高速走行中に激しく転倒し、ブルノ・サーキット近くの病院に搬送されたMotoGP250ccライダーの関口太郎選手の所属するカンペテーラ・レーシングは、検査後の関口選手の容態を、現地時間の8月19日午後に公式発表している。


■肋骨3本と骨盤を骨折、肺にもダメージの可能性
病院での初回の検査によれば、関口選手は転倒の衝撃により肋骨を3本と骨盤を骨折している事が判明しており、その他には肺の一部が破れている可能性もあるとして、治療と検査を続けている。


■翌朝までは予断を許さない状況
なお、関口選手は鎮痛剤を投与されており、現在の容態は安定しているとの事だが、絶対安静の状態にあり、翌朝までは予断を許さない状況だという。



関口選手がICUから一般病棟に(MotoGP 速報ニュースサイト インテリマーク 2007年8月24日(土))

チェコGPで転倒し、大怪我を負った250クラスのライダーである関口太郎選手は8月23日、入院中の病院のICU(集中治療室)から一般の病室に移っている。


■関口選手がICUから一般病棟に
MotoGPチェコ・グランプリ決勝当日の8月19日、250ccクラスの午前中のウォームアップ・セッションにおいて高速走行中に他のライダーの転倒したマシンに衝突してアスファルトに投げ出され、肋骨と骨盤などを骨折、ならびに肺にダメージを受け、チェコのブルノ大学病院にヘリコプターで緊急搬送されたカンペテーラ・レーシング・チームの関口太郎選手は、その後の病院での集中治療により怪我は回復の方向に向かっており、昨日の8月23日にはICUを出て、一般の病棟に移った事を、チームはその日に発表している。


■事故直後の記憶はなし
関口選手に意識は戻っているが、砂煙が巻き起こっている中を激しくブレーキングしていた事までは記憶しているが、それ以降の事は一切覚えていないという。


■股関節の骨折も判明、引き続き入院
チームの発表内容によれば、ここまでの集中治療の結果、関口選手は左胸部に強度の打撲、および肋骨4本と骨盤ならびに左の股関節を骨折している事が判明しており、肺に注入されている管が取れるまでは、引き続きブルノ大学病院での入院と治療をしばらくは続ける模様だ。



「ご心配おかけいたしました。」(関口太郎ブログ 2007年8月23日(金))

こんにちは、太郎です。
本当にごめんなさい。まさか、こんなことになるとは…
調子も良く、落ち着いて転ばないように走っていたんですけどね。
転んだ瞬間は全く記憶はなく、火曜日の夜に少し目が覚め、状況が把握できず本当に恐かったのを良く覚えています。しっかりしていないと、死んじゃうんじゃないかと何回もおもいました。
怪我の方ですが、左の股関節がちょっとと左のびてい骨、あと肋骨3本骨折しています。
約3週間はチェコの病院に入院して、肺の様子と骨盤の様子を見て日本に帰ろうと思います。
それでは、本当にごめんなさい。早く治します。