ノリック追悼

阿部典史選手への献花台設置 二輪全日本最終戦の鈴鹿(朝日新聞 2007年10月18日(木))

三重・鈴鹿サーキットで20日から開かれるオートバイの全日本ロードレース選手権終戦で、7日に交通事故で亡くなった「ノリック」こと阿部典史さん(享年32)への献花台が設けられる。
阿部さんは96年に鈴鹿で開かれた世界選手権日本GP(グランプリ)で初優勝し、トップライダーの仲間入り。今年、13年ぶりに全日本にフル参戦し、第6戦までランク3位につけ、最終戦でシリーズ逆転優勝の可能性もあった。
所属チームのヤマハは「多くのファンから設置の要望がありました」。決勝の21日にはスタート前の黙祷(もくとう)などを行う話も進められている。