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若田光一さんと小中230人が交流 さいたまで20分(毎日新聞 2009年4月25日(土))

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している宇宙飛行士、若田光一さん(45)とさいたま市内の小中学生230人が24日、市青少年宇宙科学館(浦和区)で、プラネタリウム画面に映された映像を通して交流した。宇宙とつながった20分間、子供たちは若田さんに好奇心いっぱいの質問を浴びせた。
午後8時20分ごろ、笑顔の若田さんと同僚のマイク・バラッドさんがスクリーンに現れた。若田さんは市内の公立小中学生10万人分の写真データが入ったCDを手に、「皆さんと一緒に宇宙飛行ができ、とてもうれしく思っています」と優しく声をかけた。
大東小6年の荒井友里さんが「一番おいしかった宇宙食は」と尋ねると、若田さんは「日本の宇宙食28種のうちカレーライスが特においしい」。16人の質問に次々と笞えた。マイクさんを指1本で持ち上げたり、「日本が1番きれい。地球環境を世界の人とともに守っていかねばと毎日感じる」とも話した。【稲田佳代】



さいたま小中学生 映像通し若田さんと交信(朝日新聞 2009年4月25日(土))

さいたま市浦和区の市青少年宇宙科学館のプラネタリウムホールで24日夜、市内の小中学生約230人が、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する若田光一さん(45)と、音声と映像をつないで交信した。
屋上のパラボラアンテナで、ISSなどの様子を放送する「NASAテレビ」の電波を受信。国際電話で音声を受け、公募で集まった小学4年以上の児童や生徒のうち、選ばれた16人が若田さんと直接やりとりした。
「一番おいしい宇宙食は?」などの素朴な疑問に、若田さんは「特においしいのは日本から持ってきたカレーライス。サバのみそ煮も、米国やロシアの宇宙飛行士に人気がある」などと答えた。無重力状態で手を羽ばたかせて浮き上がったり、同僚の宇宙飛行士を指一本で持ち上げるなど、楽しい実験も披露した。



「宇宙食おいしい?」子供たちが若田さんと交信…さいたま(読売新聞 2009年4月25日(土))

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している、さいたま市出身の宇宙飛行士、若田光一さんと生中継で交信するイベント「若田宇宙飛行士と10万人の宇宙飛行士」が24日夜、同市青少年宇宙科学館で行われた。
市内の小中学生230人と相川宗一市長らが参加、20分間の交信を楽しんだ。
プラネタリウムの大画面に青いシャツ姿の若田さんが映し出されると、子供たちは「若田先輩、こんにちは」と元気にあいさつ。「一番おいしい宇宙食は何ですか」などと質問された若田さんは「日本から持って来たカレーライスがおいしい。サバのみそ煮は外国の宇宙飛行士からも人気」と笑顔で答えていた。
市立常盤小4年の林里奈さんは「将来、スペースシャトルに乗って地球の外に行ってみたい」。



「さいたまは何色」 宇宙の若田さんと映像付き交信(産経新聞 2009年4月24日(金))

日本人で初めて国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中のさいたま市出身の宇宙飛行士、若田光一さん(45)が地上とライブ交信するイベント「若田宇宙飛行士と10万人の宇宙飛行士」が24日、同市浦和区の青少年宇宙科学館で行われた。
科学館には応募した市内の小中学生約230人が集まり、約20分間の若田さんとの会話を楽しんだ。
科学館のプラネタリウムに若田さんの映像が映し出されると、「若田先輩、こんにちは!」と会場の子供たちは大きな声であいさつ。そして、選ばれた16人の子供たちが次々と若田さんに質問した。
大牧小4年の佐々木香帆ちゃんは「宇宙からさいたま市は何色に見えますか」と質問。若田さんは「灰色に見えます。大都市はだいたい灰色です。アスファルトが多いからだと思います」と答えていた。
また、木崎小5年の井上由貴奈ちゃんが「宇宙から見た日本はきれいですか」と聞くと、若田さんは「青い海に囲まれ、緑が豊富。富士山もきれいで、ふるさとの日本が一番美しく見えます」と答えていた。
大門小4年の新井菜摘ちゃんが「重たい人を指1本で持ち上げることができますか」と聞くと、若田さんは「やってみます」と宇宙での実験にチャレンジ。同僚の宇宙飛行士を指1本で持ち上げると、「できた!」と会場から歓声があがった。
交信の最後に、若田さんは「夢をしっかり持って、失敗してもめげずに努力すれば実現できる。がんばってください」と子供たちにエールを送った。
質問した新井菜摘ちゃんは「重い人を指1本で持ち上げられてびっくりした」と笑顔を見せていた。



若田さん「宇宙すばらしい」=小中学生らと交信−さいたま市(時事通信 2009年4月24日(金))

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している宇宙飛行士若田光一さん(45)と、出身地さいたま市内の児童らとのライブ交信イベントが24日、同市浦和区の「青少年宇宙科学館」で実施された。集まった約230人の小中学生らに対し、若田さんは「宇宙はすばらしい。皆さんの中から、将来宇宙で一緒に仕事をする仲間がでてくれればいいな」などと語り掛けた。
交信は約20分間。16人が次々と質問をした。小学6年の大平穂香さんが「地球に帰ったら何をしたいですか」と聞くと、若田さんは「お風呂が恋しい。温泉に入りたい」と回答。また、「重たい人を指一本で持ち上げることはできますか」という質問に対しては、同僚の宇宙飛行士を軽々と持ち上げてみせ会場をわかせた。



ISSに長期滞在中の若田光一さん、さいたま市の小中学生との交信イベントに参加(FNNニュース 2009年4月25日(土))

ISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在している日本人宇宙飛行士・若田光一さん(45)が、さいたま市の小中学生との交信イベントに参加した。
子どもたちが「若田先輩、マイクさん、こんにちはー」と声をかけると、若田さんは「100万人の宇宙飛行士の皆さん、こんにちは。きょうは元気な声を聞かせてもらってありがとうございます」と答えた。
若田さんは、日本の実験棟「きぼう」から、さいたま市の青少年宇宙科学館との交信イベントに参加した。
イベントには、さいたま市内の小中学生およそ230人が集まり、若田さんは20分ほどの間、児童、生徒からの質問に答えた。



若田光一さんが子供と交信 さいたま市(日テレNEWS24 2009年4月25日(土))

さいたま市の青少年宇宙科学館で24日、さいたま市出身で国際宇宙ステーションに長期滞在中の宇宙飛行士・若田光一さん(45)と、子供たちとの交信が行われた。
交信を行ったのは、さいたま市の学校に通う200人以上の小中学生。「重たい人を指1本で持ち上げることはできますか」との小学生の質問に対し、若田さんは「どうでしょう。彼の体を持ち上げてみましょう」と、同僚の飛行士を実際に持ち上げてみせた。ほかにも、「宇宙で走れるのか」「おならをしたら、どうなるの」など様々な疑問に答えた。
さらに、若田さんが撮影した、宇宙から見た日本列島の映像も公開された。若田さんの宇宙での滞在は、あと2か月続く。



若田さん、小中学生230人と交信(TBS NEWS i 2009年4月24日(金))

国際宇宙ステーションに長期滞在中の若田光一さんと地上を音声と映像で結び、若田さんの地元、さいたま市の小中学生230人と交信するイベントが行われました。
さいたま市少年宇宙科学館で行われたイベントには市内の小中学生およそ230人が参加。会場では、若田さんが国際宇宙ステーションに持ち込んだ宇宙食の1つ、キャンディーが配られました。
「黒糖のアメとかペパーミントのアメ」(若田光一さん)
「重力がないと髪やつめは早く伸びるのですか?」(生徒)
「ほとんど変わらないと思います」(若田光一さん)
子どもたちから無重力についてなど次々と質問がなげかけられ、若田さんは身体を使ったデモンストレーションで解説してみせたほか、自身の健康状態について、「足が細くなった気はするが、体調は順調です」などと答えていました。
若田さんは今後、6月中旬まで宇宙ステーションに滞在し、ステーションの建築作業や各種の実験などにあたります。