参拝したいが為の憲法変更?

自民党:憲法改正案で政教分離見直し 伝統行事対象外に(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

5月29日、自民党憲法調査会保岡興治会長)は今国会中にまとめる「党憲法改正草案の素案」に、政教分離を定めた憲法20条3項の「国及びその機関は特定宗教の布教・宣伝を目的とした宗教的活動をしてはならない」との変更、89条の「宗教団体への公金支出制限」の規定の削除を盛り込む方針を固めた。伝統的・儀礼的な行事なら政教分離の対象にならないとし、首相らの靖国神社参拝など憲法問題クリアが最大の狙いか。

自民党内で続出する「首相の靖国参拝や、地鎮祭などへの公金支出は、憲法が禁じる『宗教的活動』にはあたらない」「戦没者の追悼を目的とする参拝が政教一致のはずがない」「日本の伝統・文化に関する行為を『宗教』の名のもとにひとくくりにしていいのか」などの意見に応えるものだが、「特定宗教の布教・宣伝目的」であるかどうかをどこで線引きするかという問題は未解決だし、戦前の「国家神道」への反省を具現した政教分離をなし崩しにするとの批判は必至の模様。



憲法は、こうした動きを封じるためにあるっていう基本。
どうしてこんな簡単なことがわからないんだろう。
わからないから、延々とこういうことを繰り返すんだろうね。