居眠りの生徒に指切らせ血で「反省文」 福岡の高校(asahi.com)

ヤクザじゃないんだからさ。


コレは公立の高校。

生徒に反省の色がみられないとして、B4判の紙とカッターナイフを渡し、「鉛筆ではなく血で書け」と、ナイフで指を切って、その血で反省文を書くよう迫った。
(中略)
職員室を離れ、数分後に戻ると、生徒は右手人さし指をナイフで切りつけ、血で反省文を書いていた。
教師はすぐに鉛筆で書くよう改めさせたという。
学校側には「本当に血で書くとは思わなかった。驚いてやめさせた」と説明している。

自分の行為や言動が周囲にどのような影響を与えうるか、想像することや責任について考えることを教えられない教師が増えている。

(校長の話)
「教師として自分の気持ちを伝えようと熱心なあまりの指導だったと思うが、不適切だった。佐世保でナイフを使った事件があったにもかかわらず、教師に対する指導が不足していた」

そして、周囲の環境もそれを助長している。
佐世保でナイフを使った事件があったにもかかわらず」じゃないでしょ、アンタ。


文面からだけでは何ともいえないところだけど、例えば「あの先生は言うこと(ややること)は少しカゲキだけど、とても熱心でいい先生なんですよ。」なんて声がどこからか聞こえてきそう。
もちろん、こうした事件が明るみに出れば、即座に「やっぱりね」に一転するだろうことは、また想像に難くない。
これから先、娘が小学校から中学、高校と進学していく行く末を思うと暗澹たる気持ちになってしまう。
学校と教師、親たちとたぶん教育委員会やら何やらかにやら。


コレとはまた別の問題だけど、「アタシなんか先生にイスでアタマを殴られましたけど、今となってはとても感謝してます」って言ってた脳ミソ筋肉(元)アスリートの言葉に「ウンウン」とうなずくゲストが何人もいた、もうかなり前の某番組を思い出してしまった。