嘔吐開始

今日は出社し、思い切って娘を一人で留守番させてみようと思っていたのに、朝6時5分前、目覚ましより先にチャイムが鳴った。
嘔吐は8時頃から開始、いつもの通り15分から30分間隔で胃液を吐く。小児科の外来も混んでいるだろうと思い、最終受付のギリギリ11時半少し前に滑り込んだ。いつもと違い妻がいないので一人でウチから病院まで連れて行ったわけだが、抱いた背中で吐く娘と一緒に歩いていくのはかなり難儀だった。着いてみると思いのほか空いていて、昼前には診察、点滴を開始した。ソリタ-T1 200mlにプリンペランを1本、2本目はT3 200ml。
点滴を開始してから少しして、看護師さんに、妻に連絡をしてほしいとお願いすると、すぐに病棟のナースセンターに電話してくれたのだが、待てど暮らせどやってこない。あとで聞いてみると、妻はちょうどこの時腎内科にいて、低カリウム血症について診察を受けていたそうだ。診察が終わって病棟に帰ってくると「娘さんが小児科外来にいるそうですよ」と言われて慌てて小児科外来に駆けつけてきた。
いつものことだからそれほど慌てて駆けつけてくることはないのだが、おかげでいつもの小児科部長の話を一緒に聞くことができた。診察に先立って、「症状が出ている時にも脳波を採ってみましょう」ということで、嘔吐しながらも何とか脳波を済ませてきた。所見は、脳波と嘔吐の相関は、どうもないようだ、ということだった。先月末の診察の時にも聞いたことになるが、結局は効果的な治療法、予防法は今のところない、というのが実情だ。