叔父一周忌

早いもので、叔父が死んでからもう1年経つのだ。父の誕生日でもあった今日は朝からあいにくの雨模様だったが、礼服を着て途中で父と姉を拾い、今は叔母といとこが住む家に向かう。ひとしきりお茶をいただいてから曹洞宗の寺へ。
父のスジは浄土宗、妻のスジは真言宗だし、同じ仏教といえどそれぞれにお経も違って興味深い。今日の供養は般若心経から始まった。
大事が済んで会食に向かう。会場はいつもの、ここらではうなぎで有名らしい店。父母のケンカが絶えなかったウチの家とは違い、家族が仲よく暮らしてきた叔父の家族は、そりゃ時々は諍いもあったろうけれど、楽しい想い出話がたくさんあって聞いていて和やかな気持ちになる。叔父と叔母はともに養子なのだが、この家のモットーはとにかく飲め、食えで、今日もおいしいものをたくさん並べて食べきれないほど出してくれた。食べきれないものはそれぞれお土産に包んでもらう。
そんなわけで、今日の夕飯はうな重と天ぷらを中心に、娘の3年進級を祝い赤飯にする。