戦争とはなんだったか

日本にとって戦争とはいったいなんだったか、戦争責任とは何か、どこにあり誰が負うべきか。やはりこのことを放ったらかしにして今後の姿勢を考えるのは相当の無理がある。
例え天皇が何かを語ったことがわかったところで鎮魂の何たるかが確定するわけでは決してない。それをそのまま受け入れるとしたら、それこそ無反省のそしりを免れないだろう。
大事なことはただ一つ、真摯に自らを顧み、熟慮と議論の末、自らの答えを出すことだ。疑義があれば何度でも飽かず取り組む必要がある。
戦争とはなんだったか。我々はなぜそれを放棄する崇高な決意に至ったか。そこに原点を置き、考え続けていかなければならない。
忘れないように。