国立近代美術館

午後から思い立って東京国立近代美術館の工芸館の「萩焼の造形美 人間国宝 三輪壽雪の世界」に行ってきた。首都高もとても空いていて、うちからほぼ30分くらいで着いてしまった。北の丸公園の駐車場は混んでいたけれど、ここも10分も待たずに入ることができた。工芸館の建物は旧近衛師団司令部庁舎で重要文化財、見る価値あり。
さすがに最近10年くらいの「鬼萩」ばかりをこれでもかと見せられることにはなるのだけれど、それはそれで眼福ではある。若い頃のものもそれなりに展示があったし、写真はほぼオールカラーのなかなか詳細な解説付き図録が2,000円で買えたのがとにかくよかった。
展示品には山口県立萩美術館・浦上記念館が所蔵するものも多かった。今度山口に行ったらぜひ見に行こうと思う。
工芸館に入ると美術館の常設展にも無料で入れるので、ついでに寄ってきた。鏑木清方岡本太郎の絵もあってよかった。
娘も以前はまったく絵にも造形にも興味がないようだったけれど、今回は熱心に見入ることもあって、少しは興味のあるものもあったようだ。
空いていれば、という条件はあるにしても、わりと短時間で都内に足を伸ばせることがわかったので、また他にも探索してみよう。