報道されない教基法審議

テレビでも新聞でも最近音沙汰なし。主要3紙でWebから比較的簡単に直近の教基法審議についての記事が読めるのは毎日だけ。復党だの何だのに隠れて参院での審議内容は何も見えてこない。マスコミは隠蔽工作に荷担しているというのか。


教育基本法:改正案、今国会成立確実に 12月上旬にも(MSN-Mainichi INTERACTIVE 2006年11月26日(月))

安倍政権が最重要法案と位置づける教育基本法改正案は、今国会中に成立することが確実となった。
(中略)
改正案は、先の通常国会を含めて衆院で106時間審議され、今月16日の衆院本会議で野党4党が欠席する中、与党の賛成多数で可決され衆院を通過。
(中略)
参院では「公聴会を含め70〜75時間」(参院自民党幹部)がメドとされる。
(中略)
政府・与党は「27日から1週間ごとに26時間審議すれば採決の要件を満たす」(同)として12月上旬の成立を狙う。
(後略)



まるで時間数だけが大事で審議内容は二の次であるかのようだ。民主党の対案提出者である西岡武夫は復党でゴタゴタ中の平沼赳夫と同根の日本会議だし、民主党が本気で成立を阻止するつもりがないのが伺えるというものだ。
こんな状態で憲法と並ぶ重要な基本法を勝手に変えてしまおうとは、後世に残る恥となるだろう。憲法についても同じようにするつもりではないか。
少なくとも来年の参院選ではぜひとも鉄槌を下す必要があるだろう。その前になんとか機会ができないモノだろうか。