伊東一長長崎市長が殺害された件についてその他

選挙運動は自粛。


平和行政に尽くした長崎市長の銃撃死、悲しみと動揺広がる(YOMIURI ON-LINE 2007年4月18日(水))

(前略)
■選挙運動 
22日投開票の同市長選、市議選では、選挙運動を差し控える動きが広がった。
市長選に立候補している無所属新人・前川智子候補(59)の陣営は、18日は喪に服すため、個人演説会を中止。共産党新人・山本誠一候補(71)も、最後の追い込みとして予定していた市内全域への遊説と演説会を取りやめた。無所属新人・前川悦子候補(57)は病院を訪れ、「頭が真っ白で、今は選挙のことは考えられない」と話した。
一方、長崎市議会の各会派と無所属の現職議員は18日、代表者会議で、この日の選挙運動を自粛することを申し合わせた。



海外での報道。


長崎市長射殺、各国メディアが速報「日本で銃撃まれ」(YOMIURI ON-LINE 2007年4月18日(水))

(前略)
AP電は「銃所持が厳しく禁止されている日本では、銃撃はまれで、第2次大戦後、わずか5人の政治家殺害が知られているに過ぎない」と説明。ロイター電も、「日本は銃規制が極めて厳しく、銃の大半は『ヤクザ』らの手元にある」と伝えた。
米国では、16日にバージニア工科大で米史上最悪の銃乱射事件が発生したばかりで、両通信社の報道は、銃を使った犯罪が多発する米国との対比を暗に示したものといえる。
フランス通信(AFP)は、城尾容疑者が、「日本最大の犯罪シンジケートの一員」だと伝えた上で、暴力団について「闇社会で暗躍し、ショービジネスや、利幅の大きい産業に関心を持っている」などと解説した。



警察の動き。


警察庁、候補者周辺の情報収集徹底を指示(YOMIURI ON-LINE 2007年4月18日(水))

長崎市伊藤一長市長銃撃事件を受け、警察庁は17日夜、全国の警察本部に対し、統一地方選候補者の周辺の情報収集を徹底するよう指示した。
(中略)
同庁は政治的な背景などから候補者が襲撃されることが今後も起きる可能性があるとして、情報収集を急ぎ、候補者に危険が及ぶような情報があれば、適正な警戒措置を取るように指示した。



主要紙の社説。


社説:長崎市長銃撃 蛮行を許してなるものか(MSN-Mainichi INTERACTIVE 2007年4月18日(水))


長崎市長銃撃―このテロを許さない(asahi.com 2007年4月18日(水))


長崎市長銃撃 統一地方選さなかに起きたテロ(4月18日付・読売社説)(YOMIURI ON-LINE 2007年4月18日(水))


【主張】長崎市長銃撃 許されない暴力団のテロ(Sankei Web 2007年4月18日(水))