第5戦 フランスGP/ル・マンサーキット 決勝結果

125cc 決勝
ドライ、気温19゜C、路面温度20゜C、湿度23%

  1. セルジオ・ガデア
  2. ルーカス・ペセック
  3. ブラッドリー・スミス

フロントローからスタートの小山知良選手はホールショットをとったもののズルズルと後退し、10位でフィニッシュ。
今回もポールポジションを獲得したパッシーニは、またしてもマシントラブルでリタイヤ。


250cc 決勝
ドライ、気温15゜C、路面温度21゜C、湿度37%

  1. ホルヘ・ロレンツォ
  2. アンドレア・ドヴィジオーゾ
  3. アレックス・デ・アンジェリス

青山周平選手は9位、関口太郎選手は14位。ラタパー・ウィライロー選手は11位。青山博一選手は13周目にマシントラブルリタイヤ。
デ・アンジェリス、ロレンツォとトップ争いをしていたドヴィジオーゾはマシンの不利をテクニックでカバーし必死で走るところをロレンツォの不可解な幅寄せで接触、リアブレーキを壊されて僅差で優勝を逃すことになった。
今回も序盤は後方で様子を伺い後半にスパートをかけるという戦法のロレンツォ、どうも序盤の様子見の時には余裕があり過ぎるのかマジメに走っていないように見えて仕方がない。余裕があるなら独走すればいいものを、ジャマ者はぶつかってでもトップ走行を妨害し、勝ちを掠め取る卑怯者になったのだろうか。以前から粗い走りが目に付いていたけれど、いつまでもそのままでいいはずはない。こんなライダーが得をするようなレースは危険極まりない上に面白くも何ともない。
ドヴィジオーゾは2戦連続で他者の妨害により不利を被っていて、ただでさえ戦闘力に劣るマシンでの勝負を余儀なくされていて実に気の毒だ。


MotpGP 決勝
ウェット、気温13゜C、路面温度16゜C、湿度73%

  1. クリス・バーミューレン
  2. マルコ・メランドリ
  3. ケーシー・ストーナー

玉田誠選手は9位、中野真矢選手は21周目に転倒リタイヤ。ロッシは6位。
スタート直前に小雨が降り出してウェット宣言の出されたレース。中盤からはかなりの量の雨が降り、ゴールしたのは12台と言うサバイバルレースとなった。
小雨のうちは各車ともスリックのままでロッシがトップだったが、雨脚が強くなり始めてレインタイヤを装着したマシンに乗り換えてからは精彩を欠き、11周目にトップに立ったバーミューレンがそのまま初優勝を飾った。
せっかくの初ポールを奪ったエドワーズはスタートに大失敗したようで18番手に後退、追い上げに賭けてか8周目にはレインタイヤ装着マシンに乗り換えるも奏功せず、結局最後尾12位でのゴールとなった。