第18戦 バレンシアGP/リカルド・トルモサーキット 決勝結果

125cc、250ccは第17戦。


いよいよ最終戦


125cc 決勝
ドライ、気温17゜C、路面温度19゜C、湿度48%

  1. エクトール・ファウベル
  2. ガボール・タルマクシ
  3. セルジオ・ガデア

小山知良選手は9位、中上貴晶選手は10周目にぶつけられ転倒リタイヤ。
2周目にはトップに立ったタルマクシが終始レースを支配するも、ファウベルが執拗に追い回し、最後はトップを奪う。
ファウベルがチャンピオンシップをものにするには、優勝してしかもタルマクシを4位以下に追いやる必要があったため、タルマクシの前に出てはラップタイムを落とし後続を巻き込む作戦に出たが、あまりにもあからさま。しかもタルマクシを抜くときには接触し、転倒させるのではないかと思われるようなイヤな展開だったけれど、とにかく3位までに入ればいいや、優勝なんかそれほどほしけりゃくれてやるゼ、オレはチャンピオンだ、のタルマクシは大人だった。


250cc 決勝
ドライ、気温18゜C、路面温度20゜C、湿度48%

  1. ミカ・カリオ
  2. アレックス・デ・アンジェリス
  3. アレックス・デボン

高橋裕紀選手は8位、青山博一選手は10位、青山周平選手17位、関口太郎選手は19位。ラタパー・ウィライロー選手は15位。
10位スタートから1周目3位という驚異的な出だしのドヴィジオーゾはトップを争う位置にいたが、最終コーナーでデボンに前を阻まれ腕を振り上げて悔しがり表彰台を逃す。ロレンツォは気が抜けたかまったくいいところナシ。いい加減に走るくらいなら出なきゃいいのに。


MotpGP 決勝
ドライ、気温19゜C、路面温度25゜C、湿度43%

  1. ダニ・ペドロサ
  2. ケーシー・ストーナー
  3. ジョン・ホプキンス

中野真矢選手は14位、玉田誠選手は15位。
ランキング2位は優勝が必要なペドロサと1ポイントでも取ればいいロッシが争うことになったが、骨折をおして出場したロッシが18周目にマシントラブルでリタイヤしたため、優勝したペドロサのものとなった。ロッシはついにランキング3位に陥落。