介護の相談に行ってみた

有休を取り、父と一緒に市役所で介護のことについて聞いてきた。幸いにして父はまだ身体は丈夫で、何度も同じ話を聞かされるとか一般的な老人の習性は獲得しているもののボケもまだないようだが、耳がかなり遠い。独居で日常生活に支障はないものの住所は相当離れているし、何かあったときにすぐに駆け付けることもできないので、ウチの近くのどこか施設に入ることはできないだろうか、ということになった。介護のことはお互いによくわからないことばかりなので、とにかくまず、行政の担当に話を聞いてみることにした。
聞きたいことは次の点。

  1. 介護施設に入所するとして、介護認定は必要か。
  2. 介護認定はどこで申請するべきか。
  3. 介護認定は無料で申請できるのか。
  4. 介護認定を申請するタイミングは。

まず1番目。
ケアハウス、軽費老人ホームであれば介護認定を受けていなくても入所することができる。特別養護老人ホームは介護認定を受けていなければ入所することができない。その他の施設では、介護認定を受けていなくても入所することができる場合がある。
ケアハウス、軽費老人ホームはおおよそ食事と入浴の提供のあるアパートという風に考えればよく、父としてはこのタイプが第一希望。何しろ現状では元気なので、申請をしても認定を受けられるかどうかわからない。
2番目。
父と私の居所が違うわけだけれど、どちらの自治体で申請するべきか。どちらでも申請はできるが、認定を受ける人の居所の自治体で受けるのが合理的。なぜならば、認定の際に、認定を受ける人に直接会っての審査があるから。認定はどこで受けても、居所が変わった先で再度受け直さなければならないということはない。ただし、初回は認定の有効期限が最短の6ヶ月(最長2年)となるだろうとのこと。
気を付けなければならないのは、認定を受けた後に施設に入所をしたときに居所を入所施設の所在地に変更してしまうと、更新の際、認定を受けた元の居所の自治体での審査となってしまうこと。施設に入所したら私の住所に居所を変更しておけば、私の住所地の自治体での審査を受けることができる。何やら特例だと言っていたけれど、ヘンな特例だ。
3番目。
無料。
4番目。
先にも書いたように、認定を受けても有効期限があり、初回は6ヶ月と短めの期間となるため、入所先が決まっても待機する必要があると、待機期間中に更新する必要が発生する場合がある。そのため、入所先が決まってから認定を申請しても遅くはないだろう、とのこと。待機期間中に健康を維持することが大事。
その他にもいろいろとわかりやすく説明してくれて、父も私もかなり不安が取り除かれたのではないかと思う。
さて、さっそく入所先のリサーチを始めなくちゃ。