今年後半に観た映画51本
1「湖のほとりで(La ragazza del lago)」(2007、イタリア)
<監督>
アンドレア・モライヨーリ
<出演>
トニー・セルヴィッロ、ネッロ・マーシャ、マルコ・バリアーニ、ジュリア・ミケリーニ、ファウスト・マリア・シャラッパ、デニス・ファゾーロ、フランコ・ラヴェーラ、サラ・ダマリオ、アンナ・ボナイウート、オメロ・アントヌッティ、ファブリツィオ・ジフーニ、ヴァレリア・ゴリーノ
<原作>
カリン・フォッスム「湖のほとりで(Se deg ikke tilbake!)」
<感想>
ただの謎解きサスペンスではない。家族、恋人、親子の愛情についての考察。(2011.7.6)
2「エンバー 失われた光の物語(City of Ember)」(2008、アメリカ)
<監督>
ギル・キーナン
<出演>
シアーシャ・ローナン、ハリー・トレッダウェイ、ティム・ロビンス、ビル・マーレイ、マーティン・ランドー、トビー・ジョーンズ
<原作>
ジェニー・デュープロ「エンバー 失われた光の物語」
<感想>
よくある話ではあるが、コンパクトにまとまっていて好感が持てる。こういう映画を映画館で観たいのだ。シアーシャ・ローナンは実に達者で、光っている。(2011.7.9)
3「マルセイユの決着(落としまえ)(Le Deuxieme Souffle)」(2007、フランス)
<監督>
アラン・コルノー
<出演>
ダニエル・オートゥイユ、モニカ・ベルッチ、ミシェル・ブラン、ジャック・デュトロン、エリック・カントナ、ニコラ・デュヴォシェル、ダニエル・デュバル、ジルベール・メルキ、ジャック・ボナフェ、フィリップ・ナオン、ジャン=ポール・ボネール
<原作>
ジョゼ・ジョヴァンニ「おとしまえをつけろ」
<感想>
2時間半を超える大作だが、時間を感じさせなかった。カメラワーク、色彩、服飾など素晴らしい。さすがはフランス映画と思わせる。(2011.7.10)
4「フェイス/オフ(Face/Off)」(1997、アメリカ)
<監督>
ジョン・ウー
<出演>
ジョン・トラヴォルタ、ニコラス・ケイジ、ジョアン・アレン、アレッサンドロ・ニヴォラ、ジーナ・ガーション、ドミニク・スウェイン、ニック・カサヴェテス、CCH・パウンダー、コルム・フィオール、ロバート・ウィズダム、ハーブ・プリズネル、ジョン・キャロル・リンチ、クリストファー・バウアー、マーガレット・チョー、ジェームズ・デントン、トーマス・ジェーン
<感想>
展開スピードが早い。後味が悪いんじゃないかと思っていたが、それほどではなかった。アメリカ的にいろいろな愛情だとか葛藤だとか衝突だとかをこなして最終的には家族の絆に行き着く。イブ役のジョアン・アレンは「デス・レース」では悪の刑務所長。エディ・マーフィーがカメオ?(2011.7.14)
5「NEXT -ネクスト-(Next)」(2007、アメリカ)
<監督>
リー・タマホリ
<出演>
ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、トーマス・クレッチマン、ピーター・フォーク
<原作>
フィリップ・K・ディック「ゴールデンマン」
<感想>
アレだけ引っ張っておいて、最後はフェイドアウト。これを不満とするか、どうか。全体的にご都合主義が鼻につく構成なところが残念か。(2011.7.15)
6「海がきこえる」(1993)
<監督>
望月智充
<出演>
飛田展男、坂本洋子、関俊彦、荒木香恵、緑川光、天野由梨、有本欽隆、さとうあい
<原作>
氷室冴子
<感想>
日本テレビ開局40周年記念番組として製作されたテレビアニメ。ジブリの若手育成を目的として、高畑勲、宮崎駿は関わっていない。トレンディードラマのようなものを作りたかったのかもしれないが、ストーリーも演出も脚本も稚拙。全編に流れるいかにもな音楽も耳障り。駄作。(2011.7.16)
7「イキガミ」(2008)
<監督>
瀧本智行
<出演>
松田翔太、劇団ひとり、浅利陽介、鈴之助、笹野高史、柄本明、塚本高史、金井勇太、りりィ、山崎裕太、徳井優、ヒロシ、風吹ジュン、佐野和真、塩見三省、成海璃子、井川遥、江口のりこ、山田孝之
<原作>
間瀬元朗
<感想>
アイデアはいいと思うし漫画はそれなりに面白かったろうが、映画としては稚拙。(2011.7.21)
8「復活の日」(1980)
<監督>
深作欣二
<出演>
草刈正雄、渡瀬恒彦、夏木勲、千葉真一、森田健作、永島敏行、多岐川裕美、丘みつ子、緒形拳、小林稔侍、中原早苗、ジョージ・ケネディ、ボー・スヴェンソン、オリヴィア・ハッセー、チャック・コナーズ、エドワード・ジェームズ・オルモス、グレン・フォード、ロバート・ヴォーン、ヘンリー・シルヴァ、ジョージ・トゥリアトス、スチュアート・ギラード
<原作>
小松左京
<音楽>
羽田健太郎
主題歌:ジャニス・イアン「ユー・アー・ラブ(Toujours gai mon cher)」
<感想>
長かったが飽きないで観た。いろいろと細かいことはあるが、深作監督らしいシーンもあり、興味深かった。角川が大金を使っていた頃の映画としてはよくできていたかも。(2011.7.23)
9「山形スクリーム」(2009)
<監督>
竹中直人
<出演>
成海璃子、沢村一樹、AKIRA、マイコ、竹中直人、桐谷美玲、紗綾、波瑠、温水洋一、岩松了、クリスタル・ケイ、六平直政、坂田聡、矢沢幸治、須田邦裕、神戸浩、住田隆、高橋一平、田中要次、井口昇、赤井英和、緋田康人、佐伯新、篠原ともえ、斉木しげる、石橋蓮司、デビット伊東、広田レオナ、荻野目慶子、生瀬勝久、由紀さおり、三浦春馬
<感想>
いろいろな映画のパロディ。演技・演出はまだしも、編集はもう少しどうにかならなかったか。(2011.7.24)
10「奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜(Death Defying Acts)」(2008、イギリス・オーストラリア)
<監督>
ジリアン・アームストロング
<出演>
ガイ・ピアース、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、シアーシャ・ローナン、ティモシー・スポール
<感想>
今までにないガイ・ピアースを観たように感じた。シアーシャはやはり達者である。特筆するような内容ではないが、時間もちょうどよかったし、好感を持って観終えた。それにしても、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの腹は太い。(2011.7.27)
11「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」(2009)
<監督>
清水崇
<出演>
柳楽優弥、蓮佛美沙子、勝地涼、前田愛、水野絵梨奈、中村久美、松尾スズキ、山中崇、平岡拓真、松本花奈、森大悟、荒川ちか、伊藤星、中島ひろ子
<感想>
これだけのキャストを揃えながらこの体たらくは実にもったいない。ホラーとは思えないほどまったく恐怖感のない映画。(2011.7.29)
12「ミッドナイト・ラン(Midnight Run)」(1988、アメリカ)
<監督>
マーティン・ブレスト
<出演>
ロバート・デニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン、デニス・ファリーナ、ジョー・パントリアーノ、リチャード・フォロンジー、ロバート・ミランダ、ジャック・ケホ、ダニエル・デュクロス、フィリップ・ベイカー・ホール、ウェンディ・フィリップス
<感想>
デニーロが特に好きな作品とのことで、楽しそうに演じている印象。長さも気にならず、控えめなアクションにも好感が持て、面白く観られた。(2011.7.31)
13「ベルベット・レイン(Midnight Run)」(2004、香港)
<監督>
ウォン・ジンポー
<出演>
アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、ショーン・ユ、エディソン・チャン、ウー・チェンリン、リン・ユアン、チャップマン・トウ、エリック・ツァン
<感想>
叙情的なのを狙ったのか、何にフォーカスが合っているのかよくわからない。(2011.8.2)
14「転々」(2007)
<監督>
三木聡
<出演>
オダギリジョー、三浦友和、小泉今日子、吉高由里子、岩松了、ふせえり、松重豊、鷲尾真知子、石原良純、岸部一徳、広田レオナ、ブラボー小松、平岩紙、横山あきお、石井苗子、風見章子、笹野高史、宮田早苗、麻生久美子
<原作>
藤田宜永
<感想>
何かが残るような気にさせるが、その実は何もない。けど面白い。(2011.8.3)
15「溺れる魚」(2001)
<監督>
堤幸彦
<出演>
椎名桔平、窪塚洋介、仲間由紀恵、IZAM、伊武雅刀、勝部演之、渡辺謙、成宮寛貴、宍戸錠、野際陽子、白竜、小山田サユリ、田口理恵、犬山犬子、河原さぶ、三田村周三、保積ぺぺ、岩崎ひろし、丸岡奨詞、高橋和興、多田木亮佑、竹沢一馬、大倉孝二、ミスターちん、でんでん
<原作>
戸梶圭太
<主題歌>
鬼束ちひろ「edge」
<感想>
オープニングのインパクトは後に何も残らない。面白がって作っているところは良。(2011.8.4)
16「落下の王国(The Fall)」(2006、インド・イギリス・アメリカ)
<監督>
ターセム・シン
<出演>
リー・ペイス、カティンカ・アンタルー、マーカス・ウェズリー、ロビン・スミス、ジートゥー・ヴァーマ、レオ・ビル、ジュリアン・ブリーチ、ジャスティン・ワデル、ダニエル・カルタジローン、キム・ウィレンブローク、エイダン・リスゴー、ショーン・ギルダー、エミール・ホスティナ、グラント・ブレット・スワンピー、ロナルド・フランス、ニコ・ソウタルスキ
<感想>
ストーリーはだんだん暗くなり行き着くところも不安だらけだが、画面の構成と音楽は素晴らしい。(2011.8.5)
17「ミニミニ大作戦(The Italian Job)」(2003、アメリカ)
<監督>
F・ゲイリー・グレイ
<出演>
マーク・ウォールバーグ 、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、セス・グリーン、ジェイソン・ステイサム、モス・デフ、フランキー・G、ドナルド・サザーランド
<感想>
1969年のイギリス映画リメイク。この手は如何にスマートにやり遂げるかがキモだが、その点はさすがアメリカ映画だけあってスマート。(2011.8.6)
18「不夜城(Sleepless Town)」(1998)
<監督>
リー・チーガイ
<出演>
金城武、山本未來、椎名桔平、郎雄、曾志偉、周海媚、修健、永澤俊矢、田口トモロヲ、谷原章介、鈴木清順、馳星周、森田芳光
<原作>
馳星周
<主題歌>
B'z「The Wild Wind」
<感想>
長かったかと問われれば確かに長かったが、カメラが意外にもよかった。もう少し頑張ればノワールとして秀逸だったかもしれないが、金城武の日本語のセリフがすべてを台無しに。(2011.8.8)
19「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(Star Wars Episode I: The Phantom Menace)」(1999、アメリカ)
<監督>
ジョージ・ルーカス
<出演>
リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド、ペルニラ・アウグスト、フランク・オズ(ヨーダ)、イアン・マクダーミド、オリバー・フォード・デイビス、ヒュー・クオーシー、アーメド・ベスト、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、レイ・パーク、ピーター・セラフィノイス(ダース・モールの声)、テレンス・スタンプ、ケニー・ベイカー(R2-D2)、ソフィア・コッポラ、キーラ・ナイトレイ
<音楽>
ジョン・ウィリアムズ
<感想>
公開順ではなく観た。はるか前に観た第1作のイメージをそのまま継承しているのはスゴイことなんじゃないだろうか。(2011.8.12)
20「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(Star Wars Episode II: Attack of the Clones)」(2002、アメリカ)
<監督>
ジョージ・ルーカス
<出演>
ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクダーミッド、ペルニラ・アウグスト、サミュエル・L・ジャクソン、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、フランク・オズ(ヨーダ)、クリストファー・リー、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガン、アーメド・ベスト(ジャー・ジャー・ビンクス)、ジェイ・ラガーイア、リーアム・ニーソン、ヴェロニカ・セグラ
<音楽>
ジョン・ウィリアムズ
<感想>
ストーリーはわかりやすいのかもしれないが、カット割りの構成があっちこっちに行くので混乱するかもしれない。(2011.8.12)
21「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(Star Wars Episode III: Revenge of the Sith)」(2005、アメリカ)
<監督>
ジョージ・ルーカス
<出演>
ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダー)、イアン・マクダーミド、サミュエル・L・ジャクソン、ジミー・スミッツ、フランク・オズ(ヨーダ)、クリストファー・リー、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、カイル・ローリング、マシュー・ウッド(声)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)
<音楽>
ジョン・ウィリアムズ
<感想>
アナキンがダース・ベイダーになっていくエピソードには少々わかりにくい点もある。(2011.8.13)
22「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(Star Wars Episode IV: A New Hope)」(1977、アメリカ)
<監督>
ジョージ・ルーカス
<出演>
マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アレック・ギネス、デイヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)、ピーター・カッシング
<音楽>
ジョン・ウィリアムズ
<感想>
とても懐かしい。(2011.8.14)
23「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(Star Wars Episode V: The Empire Strikes Back)」(1980、アメリカ)
<監督>
アーヴィン・カーシュナー
<出演>
マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、フランク・オズ(ヨーダ)、デイヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)、ビリー・ディー・ウィリアムズ、イアン・マクダーミド、アレック・ギネス
<音楽>
ジョン・ウィリアムズ
<感想>
話は中途半端に終わる。(2011.8.15)
24「ブラック・ボックス 〜記憶の罠〜(La boite noire)」(2005、フランス)
<監督>
リシャール・ベリ
<出演>
ジョゼ・ガルシア、マリオン・コティヤール、ミシェル・デュショーソワ、ベルナール・ル・コク、エレーナ・ノグエラ、ジェラール・ラロシュ
<原作>
トニーノ・ブナキスタ
<感想>
秀逸なサスペンス。冒頭から非現実に叩き込まれ、後半もその不安感、宙ぶらりんで中途半端な感覚。カメラがいい。画面構成と色彩。(2011.8.19)
25「バンク・ジョブ(The Bank Job)」(2008、イギリス)
<監督>
ロジャー・ドナルドソン
<出演>
ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズ、リチャード・リンターン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ダニエル・メイズ、ピーター・ボウルズ、キーリー・ホーズ、コリン・サーモン、ピーター・デ・ジャージー、ジェームズ・フォークナー、シャロン・モーン、アルキ・デヴィッド、アリスター・ペトリ、マイケル・ジブソン、ジョージア・テイラー、デヴィッド・スーシェ
<感想>
実話を基にしたという。派手なアクションはないが、なかなか面白く観た。(2011.8.20)
26「悪夢探偵2」(2008)
<監督>
塚本晋也
<出演>
松田龍平、三浦由衣、韓英恵、松嶋初音、安藤輪子、内田春菊、北見敏之、光石研、市川実和子
<原作>
塚本晋也
<感想>
続編だが前作とはつながりがない。冗長でよくわからない構成。(2011.8.21)
27「レザボア・ドッグス(Reservoir Dogs)」(1992、アメリカ)
<監督>
クエンティン・タランティーノ
<出演>
ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、クリス・ペン、スティーヴ・ブシェミ、ローレンス・ティアニー、カーク・バルツ、エディ・バンカー 、クエンティン・タランティーノ、スティーブン・ライト
<感想>
クエンティン・タランティーノの初監督作品。さすがである。(2011.8.21)
28「曲がれ!スプーン」(2009)
<監督>
本広克行
<出演>
長澤まさみ、熊田聖亜、熊田胡々、志賀廣太郎、諏訪雅、川島潤哉、中川晴樹、辻修、三宅弘城、岩井秀人、寺島進、松重豊、三代目魚武濱田成夫、平田満、木場勝己、永野宗典、佐々木蔵之介、本多力、升毅
<原作>
塚本晋也
<感想>
話のコアがよくわからない。ノリで作ってしまったのか。本広監督の映画のアレやコレやが少しずつ出てくるが、そうした遊びは本編がしっかりできていてこそだ。(2011.8.24)
29「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(Star Wars Episode VI: Return of the Jedi)」(1983、アメリカ)
<監督>
リチャード・マーカンド
<出演>
マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、フランク・オズ(ヨーダ)、デイヴィッド・プラウズ(ダース・ベイダー)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)、ケニー・ベイカー(R2-D2)、ピーター・メイヒュー(チューバッカ)、ビリー・ディー・ウィリアムズ、イアン・マクダーミド、アレック・ギネス、ヘイデン・クリステンセン
<音楽>
ジョン・ウィリアムズ
<感想>
大団円。アメリカ映画らしく、最強の暗黒に善の心は勝ち、ヒーローは死なない。(2011.8.28)
30「ラ・ジュテ(La Jetee)」(1962、フランス)
<監督>
クリス・マルケル
<出演>
エチエンヌ・ベッケル、リジア・ボロフチク、ジャック・ブランシュ、ヘレーネ・シャトラン、ジェルマーノ・ファチェッティ
<感想>
モノクロ写真の紙芝居のような「フォトロマン」という手法。途中、女が少しだけ動画になるのは「生」の証としての象徴だろうか。(2011.9.19)
31「はやぶさ/HAYABUSA」(2011)
<監督>
堤幸彦
<出演>
竹内結子、畠山紬、西田敏行、郄嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧利夫、市川実和子、甲本雅裕、マギー、佐藤二朗、六角慎司、高橋長英、大石吾朗、河原さぶ、木野花、松金よね子、蛭子能収、戸田恵子(声)、桂ざこば、生瀬勝久
<主題歌>
fumika「たいせつな光」
<感想>
いくつかの講演やTV番組などで前もって聞いていたエピソードばかりで目新しさはなかったが、いくつものシーンでこみ上げるものが。第1段ロケット切り離しなどのCGは気になるところもあったけれど、はやぶさ帰還のシーンでは思わず涙。堤監督?と思うような淡々とした作りの映画。2時間を越える大作とは感じなかった。エンディングテーマもとてもよかった。(2011.10.9)
32「12モンキーズ(Twelve Monkeys)」(1995、アメリカ)
<監督>
テリー・ギリアム
<出演>
ブルース・ウィリス、マデリーン・ストウ、ブラッド・ピット、クリストファー・プラマー、デヴィッド・モース、ジョン・セ、H・マイケル・ウォール、ボブ・エイドリアン、サイモン・ジョーンズ、キャロル・フローレンス、フランク・ゴーシン
<原案>
クリス・マルケル「ラ・ジュテ」
<感想>
モチーフは共通するが1962年フランス版とはずいぶんと違った映画。結局はループしてしまう陥穽。(2011.10.9)
33「トランスポーター(Le Transporteur / The Transporter)」(2003、フランス・アメリカ)
<監督>
ルイ・レテリエ、コーリー・ユン
<出演>
ジェイソン・ステイサム、スー・チー、マット・シュルツ、フランソワ・ベルレアン、リック・ヤング
<感想>
製作と脚本はリュック・ベッソンが名を連ねる。なんてことのないストーリーだが、無駄のない展開とスピード感。ちょうどいい長さで飽きさせず、最後まで手に汗を握る。(2011.10.25)
34「トランスポーター2(Le Transporteur 2 / Transporter 2)」(2005、フランス・アメリカ)
<監督>
ルイ・レテリエ
<出演>
ジェイソン・ステイサム、アレッサンドロ・ガスマン、ケイト・ノタ、アンバー・ヴァレッタ、マシュー・モディーン、ハンター・クラリー、フランソワ・ベルレアン、キース・デヴィッド、ジェイソン・フレミング、シャノン・ブリッグス
<感想>
前作に引き続き、製作と脚本にリュック・ベッソンが名を連ねる。予想を裏切るどんでん返しなど無駄なことはやらず、やるべきことをどんどんやる。これだけでクールでワイルドな映画になる。(2011.11.3)
35「トランスポーター3 アンリミテッド(Le Transporteur 3 / Transporter 3)」(2008、フランス・アメリカ)
<監督>
オリヴィエ・メガトン
<出演>
ジェイソン・ステイサム、ロバート・ネッパー、ナタリア・ルダコーワ、フランソワ・ベルレアン、ジェローン・クラッベ、エリック・エブアニー、セーム・シュルト
<感想>
アクションはとても素晴らしい出来になったが、お話は冗長になったように思う。全体的に間延びした時間が多く、2時間を越えないのに長く感じてしまう。(2011.11.3)
36「ナショナル・トレジャー(National Treasure)」(2004、アメリカ)
<監督>
ジョン・タートルトーブ
<出演>
ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ、ジョン・ヴォイト、ショーン・ビーン、ハーヴェイ・カイテル、クリストファー・プラマー
<感想>
誰でも楽しめるお上手な作り。ライリーとベンの歳がどうも釣り合わない気もする。(2011.11.3)
37「ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記(National Treasure: Book of Secrets)」(2007、アメリカ)
<監督>
ジョン・タートルトーブ
<出演>
ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ、ジョン・ヴォイト、ハーヴェイ・カイテル、ヘレン・ミレン、エド・ハリス、ブルース・グリーンウッド、ジョエル・グレッチ
<感想>
登場人物は相変わらず少ない。適度に汗を握り、楽しみながら観られる。47ページには何が書かれていたのか?(2011.11.8)
38「ノウイング(Knowing)」(2009、アメリカ)
<監督>
アレックス・プロヤス
<出演>
ニコラス・ケイジ、チャンドラー・カンタベリー、ローズ・バーン、ララ・ロビンソン、ベン・メンデルソーン、ナディア・タウンゼンド、D・G・マロニー、アラン・ホップグッド
<感想>
展開にかなり無理のある宗教映画。(2011.11.15)
39「夏時間の大人たち」(1997)
<監督>
中島哲也
<出演>
日高圭智、菜木のり子、岸部一徳、田口寛、島村千草、石川真希、伊藤歩、中村久美、小室李奈、大鐘史也、森裕信、青木愛鈴、伊藤正之、鈴木聡寿、青木典子、根津甚八、石田えり、余貴美子、藤井かほり、田中恭平、吉添文子、足助美峡子、花村怜美、岸本ゆかり、五味吉蔵 、河辺麻美
<感想>
何のために?(2011.11.15)
40「ブラック・マスク(黒侠 / Black Mask)」(1996、香港)
<監督>
ダニエル・リー
<出演>
ジェット・リー、ラウ・チンワン、カレン・モク、フラノイズ、パトリック・ロン、アンソニー・ウォン、チャン・ホー、シャン・シンシン
<感想>
アクションは見所だが、70年代かと思うような実に荒っぽい作り。(2011.11.16)
41「スターシップ・トゥルーパーズ(Starship Troopers)」(1997、アメリカ)
<監督>
ポール・バーホーベン
<出演>
キャスパー・ヴァン・ディーン、ディナ・メイヤー、デニス・リチャーズ、ジェイク・ビジー、マイケル・アイアンサイド、ニール・パトリック・ハリス、マーシャル・ベル
<原作>
ロバート・A・ハインライン
<感想>
スプラッターである。原作を元に、隊員募集、戦争の正当性を喧伝する大本営サイトを戯画化し戦闘の悲惨さをそのまま表現することによる反戦映画、ということになっている。(2011.11.19)
42「サイン(Signs)」(2002、アメリカ)
<監督>
M・ナイト・シャマラン
<出演>
メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス、ローリー・カルキン、アビゲイル・ブレスリン、M・ナイト・シャマラン、チェリー・ジョーンズ、パトリシア・カレンバー
<感想>
SFミステリーと思いきや、神に感謝する宗教映画。(2011.11.21)
43「ヴィレッジ(The Village)」(2004、アメリカ)
<監督>
M・ナイト・シャマラン
<出演>
ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、ウィリアム・ハート、エイドリアン・ブロディ、シガニー・ウィーバ、ブレンダン・グリーソン、チェリー・ジョーンズ、セリア・ウェストン、フランク・コリソン、ジョン・クリストファー・ジョーンズ、ジェイン・アトキンソン、ジュディ・グリア、フラン・クランツ、マイケル・ピット、ジェシー・アイゼンバーグ
<感想>
よくできたミステリー。タネ証しはもう少し後の方がよかったかも知れないが、楽しめた。(2011.11.26)
44「Dr.パルナサスの鏡(The Imaginarium of Doctor Parnassus)」(2009、イギリス)
<監督>
テリー・ギリアム
<出演>
ヒース・レジャー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、クリストファー・プラマー、トム・ウェイツ、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・J・トロイヤー
<感想>
素晴らしい。事情があってロードショーで観られなかったのだが、劇場上映の機会があったらぜひ観たいものだ。(2011.11.27)
45「ソフィーの世界(Sofies Verden)」(1999、ノルウェー)
<監督>
エリック・グスタヴソン
<出演>
シルエ・ストルスティン、トーマス・ヴォン・ブロムセン、アンドリン・サザー、ビヨーン・フロバーグ、ミンケン・フォシェイム、スヴェン・ヘンリクセン、エダ・トランダム・グリォサイム、マーク・タンディー、エスぺン・スキョンベリ、アインドリデ・アイドスボルド
<原作>
ヨースタイン・ゴルデル
<感想>
原作を読んでいないと何のことだかよくわからないかも。(2011.11.29)
46「ザ・ウォーカー(The Book of Eli)」(2010、アメリカ)
<監督>
アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ
<出演>
デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・キュニス、ジェニファー・ビールス、レイ・スティーヴンソン、マイケル・ガンボン、フランシス・デ・ラ・トゥーア、トム・ウェイツ、マルコム・マクダウェル
<感想>
なんとこれも宗教映画。(2011.11.30)
47「感染列島」(2009)
<監督>
瀬々敬久
<出演>
妻夫木聡、檀れい、国仲涼子、田中裕二、松本春姫、池脇千鶴、山中聡、竹山隆範、金田明夫、光石研、宮川一朗太、キムラ緑子、嶋田久作、吉川美代子、山中秀樹、田山涼成、三浦浩一、ダンテ・カーヴァー、夏緒、太賀、佐藤浩市、藤竜也
<感想>
パニック映画なんだが、キャラが立ってない。(2011.12.8)
48「コール(Trapped)」(2002、アメリカ)
<監督>
ルイス・マンドーキ
<出演>
シャーリーズ・セロン、ダコタ・ファニング、スチュアート・タウンゼント、ケヴィン・ベーコン、コートニー・ラヴ、プルイット・テイラー・ヴィンス、スティーヴ・ランキン、ゲイリー・チョーク、コリーン・キャンプ
<原作>
グレッグ・アイルズ「24時間」
<感想>
原作はどうあれ映画としては、喘息はなくてもよかったのではとか、謎解きとしては伏線がなさ過ぎるとか、なぜ母のみが罪を背負わなくてはならなかったかとかいろいろとあり、何も考えずに観るにはストーリーが整理できていなかったのではないか。(2011.12.12)
49「ファイト・クラブ(Fight Club)」(1999、アメリカ)
<監督>
デヴィッド・フィンチャー
<出演>
エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター、ミート・ローフ、ジャレッド・レト、ポール・ディロン、ホルト・マッカラニー、ザック・グルニエ、アイオン・ベイリー、ボブ・スティーブンソン、デイヴィド・アンドリュース、リッチモンド・アークウェッド
<原作>
チャック・パラニューク
<主題歌>
ピクシーズ「where is my mind?」
<感想>
イメージしていたのとはだいぶ異なるストーリーで、引き込まれた。破綻へと向かう進行は見事。(2011.12.14)
50「純喫茶磯辺」(2008)
<監督>
吉田恵輔
<出演>
宮迫博之、仲里依紗、麻生久美子、濱田マリ、斉藤洋介、ダンカン、ミッキー・カーチス、和田聰宏、近藤春菜
<感想>
仲里依紗はかわいかったが、それだけ。(2011.12.14)
51「けいおん!」(2011)
<監督>
山田尚子
<出演>
豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈、真田アサミ、米澤円、藤東知夏、永田依子、中村千絵、浅川悠、中尾衣里、金谷ヒデユキ、北沢力、夏樹リオ、伊藤実華
<原作>
かきふらい
<感想>
実に素敵な高校生活である。(2011.12.23)