参院選出馬だってサ(4)

参院選:竹中担当相が立候補受諾 比例代表自民党公認で(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)は16日夜、小泉純一郎首相から7月の参院選比例代表自民党公認で立候補するよう要請され、受諾した。自民党は近く持ち回りの党役員会などを開き、正式に公認を決定する。同党は「小泉改革」を支える民間閣僚の出馬に大量得票を期待している。

首相と竹中氏は国会近くのホテルで会談、途中から自民党安倍晋三幹事長、町村信孝総務局長が加わった。首相が選挙戦を通じて「小泉改革」をPRするよう求めたところ、竹中氏は立候補する決意を表明した。

会談後、竹中氏は記者団に「首相をお手伝いし、構造改革をさらに進めたい。そのため、自分にさらに大きなミッションを課すことが大きな意味があると思い、立候補させていただくことにした。変わりつつある自民党の一翼を担いたい」と語った。

首相は会談前、首相官邸で記者団に「党内から民間人を大臣にするのはけしからんという『辞めろコール』もあったでしょう。国会議員になれば、そういう声も起きないんじゃないかと思ってね」と語り、人事に対する自民党内の批判をかわす狙いがあることも明らかにしていた。