「多国籍 入籍しても 日本籍」首相、自衛隊指揮権を強調(Sankei Web)

「多国籍 入籍しても 日本籍」首相、自衛隊指揮権を強調(Sankei Web)

「多国籍 入籍しても 日本籍」。小泉純一郎首相は29日午後、イラク多国籍軍に参加する自衛隊について新聞に掲載された川柳を引用して日本の指揮権維持を強調した。

首相は「それぞれの国がそれぞれの判断でふさわしい支援活動をする。自衛隊も今まで通りの復興支援活動をする。日本の指揮下に入る」と指摘した。

日本国内で説明する前に主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)の場で多国籍軍参加を表明したとの批判には「今までと変わらない活動をするのに『日本に帰って相談します』と言う方がおかしい」と反論。「『待ってください』なんて言ったら何のために一国の総理大臣としてサミットに出ているのか」と首相の権限を強調した。自民党本部で記者団の質問に答えた。