細田博之官房長官、失言

クウェートのようにしていると侵入受ける」 細田長官(asahi.com

細田官房長官は30日の記者会見で、7月1日で自衛隊が発足50年を迎えることについて感想を聞かれ、「自国を守るということは大事なことだ。クウェートのようにただぼうぜんとしていると、イラクから侵入を受けていろんな被害を被るという事件も我々に教訓を与えた。最低限の自衛と防衛協力、日米安保条約などによる関係が抑止力になっている」と述べた。

91年の湾岸戦争の原因がクウェートにあるとも受け取れる発言のため、細田長官は会見後、記者団に対し、「発言は非常に不適切で撤回する」と語った。細田長官は「日本国がぼうぜんとしていたら、クウェートのように突然、外国から侵略を受ける例があるという意味で申し上げた」と釈明した。

クウェートのようにぼう然」官房長官が失言、撤回(YOMIURI ON-LINE)

細田官房長官は30日の記者会見で、自衛隊発足50周年に関連して「自国を守るということは大事なことだ。クウェートのようにただぼう然としていると、イラクから侵入を受ける」と述べた。

1990年のイラククウェート侵攻に関する発言で、細田長官は記者会見終了後、記者団に対して「突然の外国の侵略に備えなくてはいけないという例示のつもりだったが、言い方が不適切だった。発言を全面的に取り消す」と語った。