憲法改正賛成、容認が8割 当選者のアンケート結果(北國新聞-共同通信)

憲法改正賛成、容認が8割 当選者のアンケート結果(北國新聞-共同通信

共同通信社は13日、第20回参院選で当選した計121人について、立候補段階で行ったアンケートの結果をまとめた。

憲法改正の賛成・容認の回答が79%を占め、消費税増税に賛成する人も過半数に上った。2大政党制が定着する中、重要な政策課題で反対勢力が退潮し、今後は具体論や方法論が焦点になりそうだ。

憲法改正をめぐっては「改正するべきだ」(35%)「改正してもよい」(45%)を合わせた改正容認派は79%。自民、公明両党の大半が容認し、民主党改憲反対派は20%にとどまっており、「護憲」を掲げる共産、社民勢力がしぼみ、改憲志向が強まっている。

改憲容認派が挙げた改正項目(複数回答)では「憲法9条自衛隊」がトップで「環境権」が続いた。各党別での最多回答では自民党は「9条改正」(38人)、民主党は「環境権」と「地方分権」(いずれも22人)、公明党は「環境権」(10人)だった。