関学大ワンゲル部が恩返しのボランティア 豪雨の福井で(asahi.com)

関学大ワンゲル部が恩返しのボランティア 豪雨の福井で(asahi.com

福井豪雨で建物98戸が全半壊した福井県美山町に21日、隣の同県勝山市の大長山(おおちょうさん)で2月に遭難し、救助された関西学院大学兵庫県西宮市)ワンダーフォーゲル部の部員6人が災害復旧のボランティアに駆けつけた。

福井豪雨の被害を知った同部副将の竹田祐麻さん(21)は「福井の人に恩返しがしたい」と19日に被災地入りを決意。大学はテスト期間中だが、20日午前にテストを終えると寝袋を車に積み込み、部員の仲裕輔さん(23)と美山町に向かった。夕方には町の施設前の泥をシャベルですくった。21日朝には主将の野田悦史さん(22)ら4部員が合流。浸水で泥をかぶった体育館の床をモップなどで掃除した。6人は「テストが終わったらもっと大勢で戻ってきたい」と話し、同日午後、同町を後にした。