校長が女子生徒の髪を切る 埼玉・鳩ケ谷市立中学(asahi.com)

校長が女子生徒の髪を切る 埼玉・鳩ケ谷市立中学(asahi.com

埼玉県鳩ケ谷市内の市立中学校で、校長が同校3年の女子生徒(15)に「短い方が良い」などと言って髪を切っていたことが20日、わかった。校長は「言動が不適切だった」と話しているという。
鳩ケ谷市教委によると、16日午後4時ごろ、校長は見回りの際、3年の女子生徒数人が昇降口近くで雑談をしながら、はさみで1人の生徒の髪をカットしていたのを見つけた。校長は同じ生徒の髪十数本をこのはさみで約10センチ切ったうえで、「髪の毛は記念にもらっておく」と言って立ち去ったという。
女子生徒が同日、担任に報告して発覚し、校長は電話で本人に謝罪。17日には保護者らにも謝罪した。
女子生徒は「急に寄って来られて髪を切られ、いやだった」と話しているという。校長は市教委に対し「声かけの一環だったが、子どもと一緒になってやってしまった。立場を考えればするべきでなかった。セクハラととられても仕方ない」と話しているという。