そしてまた軽い言葉

陸自幹部改憲案:「悪いことでない」 小泉首相(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

小泉純一郎首相は6日昼、陸上自衛隊幹部が自民党憲法調査会中谷元改憲案起草委員会座長の要請で憲法改正案を作成していた問題について「よく事情は分からないが、専門家の意見を聞くことは悪いことではない」と述べ、問題視しない考えを示した。官邸で記者団の質問に答えた。
細田博之官房長官も同日午前の記者会見で「個人間の依頼に対するもので、その限りでは問題ない」との認識を示す一方、「どういう経緯であったのか、どういう点が(文民統制などの)諸原則に抵触するのかを組織として調べている」と防衛庁の調査結果を見守る考えも強調した。

陸自幹部の改憲案「悪いことじゃない」 小泉首相asahi.com

小泉首相は6日昼、陸上自衛隊の幹部が憲法改正案を自民党憲法改正案起草委員長の中谷元・元防衛庁長官に提出していた問題について「よく状況は分かりませんけど、専門家の意見をきくことは悪いことじゃありませんね」と記者団に語り、一定の理解を示した。細田官房長官は同日午前の記者会見で、政府として調査しているとしつつ、「1対1の個人間の依頼であり、それに対する答えだと聞いているので、その限りではあまり問題はないのではないかと思っている」と語った。
細田長官は、中谷氏から「個人的な政治家としての勉強ということもあって、親しい前からの友人に『ちょっと考えを教えてくれ』と依頼した」と経緯を聞いたことを明らかにした。陸自幹部らの処分については「どういう経緯だったのか、内容的にはどうか、さまざまな諸原則に抵触するのかということを調べている。政府として判断する時には、事実に立脚して判断したい」と述べた。