理事会役員に立候補?

F.グレシーニ、FIMからの書状に対して回答(MotpGP.com)

テレフォニカ・モビスター・ホンダのチームマネージャーであるファウスト・グレシーニは、先週末の開幕戦スペインGPで起きたバレンティーノ・ロッシセテ・ジベルナウ接触について、FIM国際モーターサイクリズム連盟のフランチェスコ・ゼルビ会長が、個人的に2人のライダーへ手紙を送ったことを明かし、それに対して個人的な意見を公的に発表した。
ゼル会長の手紙は、ライダーたちはアクシデントについて熟考して、引き続きモーターサイクルファンの模範を示すことを依頼。そして、お互いに全面的に敬意を払い、決して報復的な感情にならずにレースを続けることを依頼した内容だった。また、接触が発生したときの2人のアクションは規則違反ではないことを示した。
FIM会長の書状に対してグレシーニは、「ゼルビ会長と同じ意見です。スポーツマンシップが常に優位を占めなければいけません。2人の偉大なライダーの間に悪意を抱くべきではありませんが、同時に当惑を表さなければいけません」と、語った。
「セテとバレンティーノの立場は同等だと思いますが、手紙では、まるでセテがあのアクシデントの責任があるように述べられています。これについて、私は同意できません。」
「レギュレーションの視点から非難するつもりはありません。ヘレスでのアクシデントを決して繰り返してはいけません。」
「この手紙は、特にリスクの高いスポーツにおいて、全員が同じ権利を所有するには、まだ遠いところにいることを意味しています」と、イタリアンマネージャーは締め括った。

FIM会長、F.グレシーニへ即座に回答(MotpGP.com)

FIM国際モーターサイクリズム連盟のフランチェスコ・ゼルビ会長は、テレフォニカ・モビスター・ホンダのチームマネージャー、ファウスト・グレシーニに対して回答した。
ゼルビ会長は、水曜にバレンティーノ・ロッシセテ・ジベルナウへ個人的な書状を送ったことに対して、グレシーニは、金曜にマスコミ向けに私見を発表。連盟の最高責任者は、同様にプレスリリースを通して、即座に対応した。
「マスコミを通じて、回答すべきではありません。弁護士を通すべきです。いずれにせよ、礼儀正しくレギュレーションに賛同したと考えますが、個人のプライベートは、拒否することができない権利です。抗論に入りたくはありません。彼の書状の滑稽な論点の前に、非常に簡単なことです。」
「唯一、強調したいのは、判断を間違えたことで、個人的に苦痛を与えてしまったことです。制度的なレベルではなく、個人的なレベルであることを言います。」
大きな悲しみをこめて
フランチェスコ・ゼルビ
FIM国際モーターサイクリズム連盟会長


ゼルビ会長は上記のプレスリリースの最後に、ライダーへ送ったのは個人的なプライベートな書状であり、グレシーニチームがFIM会長との信頼関係に背を向けたことを強調して、締めくくった。