2003年以来の鈴鹿8耐となる青木 オートレース・チームハルクプロ(仮称)で参戦決定(Speed of Japan)

2003年以来の鈴鹿8耐となる青木 オートレース・チームハルクプロ(仮称)で参戦決定(Speed of Japan)

6月1日(水)、東京都内で青木治親の2003年以来となるFIM 2005 世界耐久選手権シリーズ第3戦“コカコーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第28回大会(鈴鹿8耐)への参戦発表が行なわれた。現在、青木はロードレースの活動はまったくしておらず、川口オートレース場に在籍して活躍している。
今回の参戦は、青木が在籍している川口オートレースとMFJ全日本ロードレース選手権シリーズに参戦している、TEAM HARC-PRO.とのコラボレーションという形で、オートレース・チームハルクプロ(仮称)として参戦が決定した。
TEAM HARC-PRO.の本田重樹総監督とはロードレース時代にも一緒に戦っていたという背景もあり、青木もチームには早くなじめるといったところだ。青木のパートナーは、MFJ全日本ロードレース選手権シリーズST600クラスで前半戦(第4戦)を終えたところでポイントランキングトップの安田毅史が起用されている。
95-96年にはロードレース世界選手権シリーズGP125クラスでチャンピオン獲得など輝かしい経歴を持つ青木だけに、2年ぶりの鈴鹿8耐参戦は、かなりの注目を浴びることになるだろう。そんな青木ではあるが、ロードレースから離れていたこともあり、マシンの感覚を取り戻そうと、すでに鈴鹿サーキットで練習を行なった。
オートレースでは左回りのコーナーしかないことや、ライディングスタイルがまったく異なるため、感覚を取り戻すには少し時間が掛かりそうだ。しかし初めての走行にしては思ったより感覚はよかったと青木も好感触を得ている。
チームとしての参戦発表は、6月23日(木)を予定しており、マシンについてのことなどの詳細はこの発表会で明らかとなる。
鈴鹿8時間耐久ロードレース三重県鈴鹿サーキットで7月29日(金)〜31日(日)に開催されます。


青木治親コメント)
「久々のロードレースなので、どこまでできるかはまったくわかりませんが、オートレースのことをもっと知ってもらいたいし、鈴鹿8耐を盛り上げたいという気持ちから参戦を決めました。オートレースに入ってからは左回りしかしていなくて、クセをなくすのには時間が掛かると思いますが、先日鈴鹿を走ったときは思ったより好感触でした。本番では安田くんに迷惑をかけないように、上位を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします!」