愛国心の評価、知事は「困る」

「困る。私なら皆同じに」会見で知事 愛国心問題で(朝日新聞2006年5月31日(水)朝刊)

愛国心評価が、県内の小学校の通知表に取り入れられていたことに、上田清司知事は30日の会見で「自分がもし教師で、評価をつけろと言われたら困る。校長に報告し、それでもつけろと言うなら、『B』なら、みんな『B』と、同じ評価にします」と語った。
通知表の内容まで、県は関与できないと留保したうえでの発言だった。
数値をつけることだけが目標になっては駄目だとし、「ふるさとを愛するのは大事だが、教えた内容を(子どもが)本当にマスターしているのかを、はかるのは難しい」とした。