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鴻池官房副長官:議員宿舎に女性出入り 週刊誌報道に「辞任ない」(毎日新聞 2009年1月15日(木))

鴻池祥肇(よしただ)官房副長官が居住する参院議員宿舎に既婚女性が出入りしていたとの記事が15日発売の「週刊新潮」に掲載されることが分かり、河村建夫官房長官は14日の記者会見で「記事が出るようだという話は(鴻池氏から)あったので、雑誌が出た時点で改めて事実関係を聞く」と述べた。野党からは辞任要求も出ており、政府は対応に苦慮しそうだ。
週刊新潮の記事によると、鴻池氏の参院議員宿舎(東京・麹町)を女性が複数回訪ね、宿泊したとしている。記事中で女性は訪問は認めているが、鴻池氏の部屋での宿泊は否定している。
民主党鳩山由紀夫幹事長は党の会合で、「鴻池官房副長官に大きなスキャンダルが発生したようだ。今のうちに早く官房副長官をお辞めになった方がいい」と発言。公明党幹部は「事実なら不適切。(本人が)しっかり事実か事実でないか説明しないといけない」と語った。一方、鴻池氏は14日、毎日新聞などの取材に「たいそうなことになったな」と語ったが、進退問題への波及は「ないでしょう」と否定した。



鴻池官房副長官:週刊誌報道受け官房長官が聴取(毎日新聞 2009年1月15日(木))

河村建夫官房長官は15日午前の記者会見で、鴻池祥肇(よしただ)官房副長官が居住する参院議員宿舎に既婚女性を宿泊させていたとの「週刊新潮」の報道に関し、鴻池氏から同日朝、電話で事情を聴いたと明らかにした。
この中で、鴻池氏は「大部分が事実に反している」と記事の内容は不正確と主張。同日午後、河村氏が改めて事実関係を確認するために事情聴取することとなった。
民主党鳩山由紀夫幹事長が鴻池氏の自発的辞任を求めていることについて、河村氏は現時点で辞任の必要はないとの認識を示した。【坂口裕彦】



「議員宿舎に女性」報道 民主、鴻池副長官に辞任要求(朝日新聞 2009年1月14日(水))

民主党鳩山由紀夫幹事長は14日の党「次の内閣」の会合で、鴻池官房副長官に関する週刊誌報道を取り上げ、「大きなスキャンダルが発生した。このままではおられないだろう。今のうちに早くおやめになったほうがいい。人間、様々な行動があろうと思うが、しっかりとした責任をとることが大事だ」と述べ、副長官辞任を求めた。
鳩山氏が指摘したのは15日発売の「週刊新潮」の記事。昨年12月以降、既婚女性が参院議員宿舎(東京・麹町)に鴻池氏を訪ね、宿泊を重ねていたとしている。記事中で女性は訪問自体は認めたが、鴻池氏の部屋への宿泊は否定している。議員宿舎は原則として議員本人と家族の居住しか認められていないため、民主党は追及する方針だ。
これに対し、麻生首相は14日、記者団に対し、「詳しく知りません。ただ、議員宿舎に人が入るのはおかしくないと思う。週刊誌の情報をうのみにするわけにはいかない」と述べた。河村官房長官は記者会見で、「まだ見ていないから、何とも申し上げようがない。雑誌が出た時点で、改めて事実関係を伺いましょうということになっている」と述べた。



鴻池副長官「事実に反する」 女性問題、官房長官に説明(朝日新聞 2009年1月15日(木))

河村官房長官は15日の記者会見で、鴻池官房副長官の女性問題を報じた同日発売の週刊新潮の記事について、同日朝、鴻池氏に電話で事情聴取したことを明らかにし、「大部分、相当事実に反する話だということだったので、午後にでも本人とお会いして、改めて確認をさせて頂こうと思う」と述べた。
週刊新潮は、既婚女性が参院議員宿舎(東京・麹町)に鴻池氏を訪ねて宿泊を重ねており、鴻池氏が女性に宿舎玄関のカードキーを貸与していたとしている。鴻池氏は河村氏に対し、事実誤認の内容について「キーの常時貸与はない」などと話したという。



鴻池官房副長官に女性スキャンダル?民主が辞任要求へ(読売新聞 2009年1月15日(木))

民主党鳩山幹事長は14日の「次の内閣」の会合で、鴻池祥肇官房副長官をめぐるスキャンダルが明らかになったとして、辞任を求める考えを示した。
15日発売の「週刊新潮」に、鴻池氏が議員宿舎で知人の既婚女性と過ごしたなどと報じる記事と写真が掲載されることを踏まえたものだ。
記事は、鴻池氏が1月6日に女性と都内で食事した後、鴻池氏の宿舎に別々に入り、女性が翌日まで宿泊していたと指摘。女性は、宿舎のカードキーで出入りしていたといい、昨年12月にも複数回、宿泊していたとも報じた。
鳩山氏は、「大きなスキャンダルが発生して、多分、このままではいられない。今のうちに早くお辞めになった方がいい」と述べた。今後、国会などで追及する構えだ。これに対し、鴻池氏は14日、国会内で記者団に対し、週刊誌報道が自らの進退問題に発展する可能性について「それはないでしょう」と述べた。
麻生首相は14日夕、首相官邸で記者団に「詳しく知らない。ただ、議員宿舎に人が入ることは何らおかしいわけではないと思っている」と述べた。



冗談じゃない?「あと20年、総理できるかな」(朝日新聞 2009年1月15日(木))

「あと20年、総理が出来るかな」――。麻生首相は14日、5月に米寿を迎える昵懇(じっこん)の山口武平・自民党茨城県連会長を祝うため、東京・赤坂の料亭で同県連関係者らと会い、内閣支持率が低下する中、あえて強気の「冗談」を放って会場に爆笑を誘った。
米寿を祝う会は、首相側からの呼びかけで実現した。出席者によると、「20年」発言には、68歳の首相が山口会長にあやかり、米寿でも現役を続けていたいとの願いが込められていたという。
山口会長を始めとする同県連は、総裁候補のころから熱烈に支援。祝う会で同県連幹部が「(定額給付金などに)マスコミは批判的だが、国民の期待は麻生総理……」などと励ますと、首相は終始、にこやかだったという。
会合は午後6時に始まり、同県連は当初、麻生首相が短時間しか同席できないと見ていたが、首相は午後7時12分に到着すると、午後8時半の散会まで長居した。



首相の施政方針演説、民主が参院で拒否へ(朝日新聞 2009年1月15日(木))

民主党は14日、08年度第2次補正予算案の参院審議を終える前に、与党が衆院本会議で09年度予算案提出に伴う麻生首相の施政方針演説に踏み切れば、参院では演説のための本会議開会に応じない方針を固めた。与党は19日に衆院単独での施政方針演説を行う構えで、衆参両院の対立が決定的になりそうだ。
西岡武夫参院議院運営委員長(民主)は14日、朝日新聞の取材に、施政方針演説など政府4演説のための参院本会議の「開催は認められない」と明言した。民主党は、衆院のみで演説に踏み切った場合は「参院不要論につながり、憲法の否定だ」(幹部)と徹底抗戦の構えをみせている。
通常国会では衆参両院で首相が演説をしたうえで、衆院で来年度予算案の審議を始める慣例がある。参院の主導権を握る民主党が拒否の姿勢を鮮明にしたことで、参院では首相が演説できない異例の事態となる可能性が出てきた。
一方、自民党大島理森国会対策委員長は14日の講演で「19日に政府4演説をやりたい」と述べた。14日の自民、民主両党の参院国会対策委員長会談では、与党による衆院での2次補正採決強行後の参院審議入りは結論が出なかった。与党があえて並行審議に踏み込む姿勢を示すのは、19日に提出する09年度予算案の年度内成立を確実にするためだ。



松浪氏造反 小沢氏「閣内まったく不統一」(朝日新聞 2009年1月15日(木))

民主党の小沢代表は14日、記者団に対し、自民党松浪健太内閣府政務官が2次補正の衆院採決で造反し、罷免されたことについて、「閣内が全く統一されていない。麻生内閣そのものが全く機能しなくなりつつあるということではないか」と語った。
小沢氏は「政府の政策が国民のためにならないという思いが行動になったんだろう。国民から最も評価の低い補正予算を数で強行する麻生内閣を批判したことは間違いない」との見方を示したうえで、松浪氏との連携の可能性については「現時点でそういう工作をするつもりは全くない」と否定した。
民主党は「政務官一人の問題ではない。政府の体をなしていない」(山岡賢次国会対策委員長)と政府への批判を強めている。



政府、松浪氏の罷免決定 自民は軽い戒告処分(朝日新聞 2009年1月14日(水))

政府は14日の持ち回り閣議で、08年度第2次補正予算案と関連法案の衆院採決を棄権した松浪健太内閣府政務官の罷免と、後任に岡本芳郎・前総務政務官を充てる人事を決めた。麻生首相は記者団に対し、松浪氏の棄権を「想定していなかった」と述べたうえで、さらなる造反は「起こらないと思う」と述べた。
一方、自民党は同日、松浪氏を戒告処分にした。党則で8段階ある処分のうち2番目に軽い。林幹雄幹事長代理は「政務官をいち早く辞任し、反省しているという情状酌量を含めて戒告が適当」と説明。松浪氏は関連法案の衆院再議決の際の対応について「党議に従って(投票)させて頂きたい」と記者団に語った。



今後造反は?「お、起こらないと思います」14日の首相(朝日新聞 2009年1月14日(水))

【2次補正造反】
――2次補正の採決で想定外の造反があったが、今後再議決や本予算採決でこうした造反は起こらないと思われるか。
「起こるか、という意味ですか? お、起こらないと思います」
――もう起こらないと思いますか。
「はい」
【消費増税
――党の政調全体会議で、今後の経済財政について、政府側が出した試算が2011年度からの増税を前提としていたことに議員から反発の声が上がり、与党内の増税への拒否反応が改めて浮き彫りになりました。このことをどうご覧になっていますか。
「あのー、これはきちんと政…党としては、いわゆる政審総務の議を経て進められた話だと思いますが、色々平場の議論をもっとする、いいことだと思います。あのー、色々な、この国は、その政党は開かれた政党ですから、大いに議論をされるというのは、全然問題ないと思っております。ただ、いわゆる、景気、というものが、色々、今言われてる一番の問題、この景気を、きちんとよくして、無駄をなくすなどなど、色々な行政改革をやった上で、我々としてはきちんとした対策をやり、景気がある程度回復してきたという前提の上で、2011年ぐらいには、全治三年と申し上げていますんで、そういった形で、景気対策を行った上で、増税をお願いすると、いう形を申し上げている。この方針は、閣議了解を中期プログラムでしておりますんで、この方向で進めたいと私は考えております」
――消費税については税制関連法案の付則に時期を明記することに、与党内からも反発の声が上がっているが、前提はあるとはいえ、あくまで政府側としては明記する方針ですか。
「今お答えした質問と同じ質問だと思いますが」
――消費税を巡って造反はあると思われますか。
「さあ、議論の中で色々ご意見はあるところだと思いますが、開かれた政党ですからきちんとした手続きを踏んだ上で、色々平場の議論の中で、多くの議、議論が出てくる。私は全然それに関して反対するわけでもありませんし、そういった議論が出て、結論が出た後は、きちんと一致団結してやっていただくということだと思いますが」
――消費税の件でも造反はないとおっしゃる?
「はい。決、決定をした上で造反というのはないと思います」
【鴻池官房副長官
――明日発売の週刊誌に鴻池副長官と女性を巡る記事が掲載されるということだが、民主党鳩山幹事長がこの件について早速罷免を求めているが、総理はどのように対応されますか。
「詳しく知りません。正直なこと。ただ……、議員宿舎に人が入る、ということは、何らおかしいわけではないと思っております」
――(女性が)カギを持っていたことに関してもおかしくないですか。
「さあ、その点も本当かどうかわかりませんから。週刊誌の情報をもとに、おこ、お答えするっていうのは、ちょっと、軽はずみのような感じがしますんで、うかつには答えられません。(秘書官「はい終わります」)詳しくは、聞いて下さい本人に」



橋下知事メール公開「(笑)」や「!」多用(産経新聞 - Yahoo! 2009年1月15日(木))
橋下徹大阪府知事が府幹部や大阪市平松邦夫市長らとやり取りした電子メール149通が14日、産経新聞の情報公開請求に基づき開示された。内容は主に府政運営に関する指示や連絡などだが、平松市長に「還暦ですか。全然見えないですよ!!」と記すなどくだけた表現もみられた。また、感情むき出しの文面を送ったり、文末に「(笑)」や「!」などメールでよく使われる表現を多用するなどしており、橋下知事がコミュニケーション手段としてメールを重視していることがうかがえる。開示された橋下知事のメールを見てみると…。(抜粋、日付はすべて昨年)

【4月2日、危機管理監とのやりとり】
消防本部を6箇所にまとめる案、最高です。5年以内の実現に向けての検討と新聞報道にありましたが、できれば4年以内に実現してもらえればありがたいです。所管が分からず、特定名でお礼を言えず、すみません。所管はどこでしょうか????

【5月23日、職員の人件費削減に触れ】
3年で確実な展望を府民全員で感じたい。こんな一律カットは一刻も早くやめたい。僕は今、本気でそう思っています。若手がハツラツとして元気に溢れ、中堅職員、ベテラン職員が遺憾なく能力を発揮する。そして、やる気のある人、頑張った人、きちんと仕事をしている人が必ず報われる。そういう府庁にしたいのです。

【5月25日、環境農林水産部長とのやりとり】
今、神戸で開かれた環境大臣サミットのレセプションが終わったのですが、鴨下(一郎)大臣に、大阪をお願いしますという話をしたら、大阪からどんどん言ってきてよと言われてしまいました。何かないですかね〜。

【8月10日、府市連携について】
僕と平松(邦夫)市長のような関係は今後、絶対に出ないと思います。今しかチャンスはありません。〈中略〉難しいこと、不可能だと思われることを進めていくのが改革、維新です。

【8月12日、なにわ野菜のブランド化の取り組みについて報告を受け】
ここまで進めて下さってありがとうございます。僕は、バカの一つ覚えのように、大阪もんを、繰り返して発信していきます。中身の部分はよろしくお願いします。

【8月19日、道州制について府民アンケートの結果を受け】
この調査結果素晴らしすぎます!!こういう情報を僕は欲しかったんです!!いくら関西州、地方分権と言ったところで、府民の皆さんの後押しがなければ、何もすすみません。これまでの政治は、評論家やコメンテーター、それこそ行政の玄人ばかりに眼を向けていました。〈中略〉行政の素人を動かさなければなりません。

【10月20日、国の補助事業をめぐり会計検査院が全国の自治体に指摘した不正経理問題を受け】
経費流用があれば、とにかく謝罪します。岐阜県のような対応はとりません。流用は色んな思いがあっても、組織全体で規律を緩ませる最大の要因になるからです。府民に誤解を与えたことできっちりと謝罪をした上で、事情を説明します。

【11月6日、小中学校の校長対象の研修会終了後】
本日の研修、お疲れ様でした。最高ですね!!陰山(英男)先生は、朝日新聞でもスパークし、産経新聞では知事のようだと言われています。〈中略〉校長先生が勉強になったのはもちろんのこと、府民へのメッセージにもなります。これが真の教育委員会だと思います。

【11月20日、中国・北京から平松市長にあてて】
 北京は寒いです。はじめての北京ですが、中華思想ですね〜日本なんか、あっという間に飲み込まれてしまいますよ。このメール、日をまたいで書いております。

【11月30日、平松市長とのやりとり】
早朝の御起床で(笑)還暦ですか。全然見えないですよ!敬老の精神…いえいえ、まだまだ「老ではありませぬ」平松市長が市長で、こんなチャンスはありません。ここまで密に連絡をさせてもらい、本音で甘えながら、言いたいことを言わせてもらえる(市長にとっては迷惑でしょうが)首長が大阪市の市長であるなんて!!

【12月3日、11月28日の北摂市長会で「(国は)暴力団以上の組織」と発言したことについて】
国は暴力団(という発言)は、狙いました。

【12月5日、府内の高校入試の募集定員割合について】
僕は、(公立)7・(私立)3の枠は経営者サイドのカルテルだという認識です。歴史的経緯があるにせよ、カルテルは解消しなければなりません。

【12月5日、府内の公立小中学校への携帯電話持ち込みの原則禁止を宣言したことを受け】
学校には携帯電話を持っていったら悪だというような規範意識を醸成するのは行政の力です。僕らのころには、シャーペンや腕時計でも悪だと感じていました。徹底的なルール順守。とにかくよろしくお願いします!!!