沖縄だけの問題ではない

沖縄に風当たりが強ければ、結局どこにだって持って行くのだ。


墜落事故同型ヘリ5機は岩国へ 在日米軍司令官が見通し(asahi.com)

在日米軍のワスコー司令官は26日、日本記者クラブで講演し、沖縄県宜野湾市での米軍ヘリコプター墜落事故を受け、普天間飛行場に残る事故機と同型のヘリ5機を点検後、所属する岩国航空基地(山口県)に戻す見通しを明らかにした。司令官はまた、事故の最終報告を約1カ月後に公表する方針を示した。
(中略)
司令官はまた、米軍が事故後、同型機の飛行を再開したことについて「ヘリ自体が問題ではなく、事故を起こした機体に問題があった。安全が確認されなければヘリを飛ばすことはなかった」と強調した。

日本全国にどれだけ基地が撒き散らされているか思い出してみよう。
それに、今は米軍基地ではないが、自衛隊が出入りする場所だっていくらもあるのだ。
確かに沖縄は8割が基地といわれるが、日本のどこでも同じなのだ。
戦闘機や輸送機の離着陸ライン真下に10年以上住んだが、戦争はやはりすぐそこにあるのだと実感できる。
海外で何かあるたびにエンジンテストやNLP*1の轟音が響き渡る。


人ごとではないのだということを、よく考えよう。

*1:「Night Landing Practoce」夜間離着陸訓練、いわゆるタッチ・アンド・ゴー