中山参与辞任:「残念でたまらない」拉致被害者5人(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

「私たち拉致被害者5人は大変驚いている。参与は拉致被害者とその家族の痛みを自分の痛みと考え、いつも親身になって私たちとともに歩いてこられた」
「(辞任は)非常に残念でたまらない。いままでの参与の配慮とご尽力に深い感謝の念を禁じえない」
拉致問題はこれからが大事。まだ多くの方が救いの手を待っている。これからも解決のためにお力を貸していただきたい」

5人を含め、被害者家族の人たちにとってはまさに青天の霹靂のような話だったのではないだろうか。
これで今後の解決への道筋もよくわからなくなってしまうかもしれないし、そうした危機感は当然のことだと思う。


今回の人事でどんなさや当てがあったのか、誰それはどんな心持ちでいるのかとかどんな思惑があったのかということについてはまったくわからないが、どうも、首相としては拉致問題にはもう、一つ線を引いてしまったのではないかとも思う。
歴代の首相や政府は何もしてこなかったのだから、13人も日本に連れてきたことは十分すぎるほどの成果だろう。
そろそろここらで手を打って国交正常化という方向へ持って行かなくては、ズルズルといつまでも拉致だ何だとかかずらわっているわけにもいくまい・・・


そんな風に考えているのではないかと、どうも思えるのだがどうだろう。