新潟中越地震「現地発」情報 地域別整理blog

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このblogは、今回の新潟中越地震に際し、Yahoo!掲示板 > 地域 > 日本の地方 > 信越 > 新潟県 > 全般 > (緊急)地震掲示板と、teacupみんなの掲示板:北陸・甲信越災害対策掲示板に寄せられたメッセージのうち、現地発の情報を地域別に整理したものです.

ネットの活用が次々と立ち上がり、成果はどうあれ*1、こうした活動の広がりにはめざましいものがある。
昨日の記事はてなの義援金もそうだが、できることをやる、っていう環境があるのはとてもいいことだ。
今までは「何かやらなくちゃ」とウロウロするばかりで「何をやったらいいか」わからなかったり、「何かをしよう」としても方法がわからなかったりして、一般市民にとってのこうした活動への敷居はかなり高かったように思う。
ただカネを出しときゃいいだろうはもちろんとんでもない話になるんだが、おおむね善意で、しかも以前あったように不要品を送りつけるなどというようなことでなしに、できる範囲での金銭を、なにがしかの気持ちと一緒に有意義に使ってもらうために送る、というのはいいことなんじゃないだろうか。


こうした活動が広がって原資が増え、基金にできるようになるともっといいのだが。
何しろ、こと個人資産に関しては国は何もしてくれない。


自助努力が基本って言ったって、子どもも独立して年金で細々暮らしてるお年寄りがすべてを失って放り出されて見ず知らずの場所で生活をしていくことになって、いったい何の自助努力ができるというのか。
焼け太りが蔓延るようじゃもちろん困るが、そこら辺のバランスを考えて何とかするのが政治だったり行政だったりの仕事じゃないんだろうか。
なにがしかの仕組みを活用して何とか普通の生活ができるようになって、少しでも余裕ができてきたら今度は還元していく、そんなサイクルができると素晴らしいと思うんだが、どうだろう。


自助努力ってのは、ひとりで何とかするってことでなくて、自分たちみんなで助け合って何とかしようってことだと納得できるような環境が整えば、文句を言う人たちも少なくなろうってもんだ。

*1:つまり、評価云々はこれからの話ってコトで、もちろん「成果に疑問あり」って意味ではないよ。